System

 
 
聖剣伝説のシステム、と一言で言ってもその内容は様々である。 
ここではそのシステムについて語ってゆく。
 
 
1.武器
 
 
まず「武器」についてであるが、これについても説明することはたくさんある。 
武器といえば当然「攻撃」を連想するだろう。このうち、同じ攻撃でも「剣」や「槍」、「斧」とでは全く違い、敵の中には「この武器での攻撃は効かない」というのもいる。これらについては「Database-B」で示していくことにする。 
また、アクション要素として細かい点を挙げると、例えば「剣」で攻撃するとして、「斬撃(ニュートラル)」と「突撃(敵に向かってレバー入力)」とでは若干ではあるが攻撃力が変化する。 
他には、「マトック」のような特定アイテムと同様に、ダンジョン内のトラップを解除できたりするものもある。これについては「Technique」で説明する。
 
 
2.Non Player Character
 
 
俗に「NPC」と呼ばれるキャラクター達。彼等は一時的に主人公と行動を共にし、助けてくれる。 
また「そうだん」コマンドにより、HPやMPを回復してくれたり、アイテムを売ってくれるキャラもいる。 
中には旅のヒントを教えてくれるキャラもいるが、個人的にはやはり何かをしてほしい。
イベントの中で行動を共にする彼等だが、実は、中には行動を共にすることなく終わってしまいうるキャラも。 
NPCについては「Character」で詳しく解説する。
 
 
3.魔法
 
 
2以降(SFC版)しかやったことのないプレイヤーにはいささか面倒かもしれないが、魔法を使用する際にもアクションRPGたる要素が含まれている。つまり、使用すれば自動的に敵にダメージを与えるというわけではなく、ダメージを与えるまでの課程も考慮しないとならないのだ。「サンダー」「フレア」のような射撃型は、ちゃんと敵に向いて使用しないと当たらない。「ブリザド」は使用後、手動で軌道を修正する必要がある。例外として「ファイア」は誘導型で、勝手に敵を追っかけてくれるが、画面端であまりにもあさっての方向を向いていると炎は消えてなくなってしまう。 
魔法については「Database-A」で触れていく。
 
 
4.攻撃レベルゲージ
 
 
画面下に見えるゲージがMAXになると、武器によるスペシャル攻撃が繰り出せる(魔法には関係なし)。例えば、「槍」の場合は向いている方向に投げることができる。これについても「Database-A」で触れていきたいと思う。 
また、このゲージは「武器で攻撃する」か、「魔法を使用する」ことによって、また1から溜まっていく。ただし、アイテムは攻撃系であろうと、使用してもゲージに影響はない。
 
 
5.レベルアップ
 
 
次にレベルアップの仕方についてだが、体力、力、賢さ、精神と4種類あるパラメータのどれを重視するかという「タイプ」をプレイヤーは選択することができる。体力はHP上昇量と防御力に、力は攻撃力に、賢さはMP上昇量と魔法攻撃力に、精神はゲージ回復速度にそれぞれ影響する。ちなみに、 
  
 
体力
賢さ
精神
戦士タイプ
モンクタイプ
魔導士タイプ
賢者タイプ
  
という、以上4タイプとなっている。 
つまり、レベル99できっちりオール99にしたければ、モンク、賢者の両タイプは選択できないということになる。 
なお、各パラメータは99になると、それ以上レベルアップしても上昇することはない。効率よくレベルアップするには、モンク、賢者の両タイプはお勧めすることができない。 
また、レベルアップするとHP、MPが全快する。うまく利用するべし。
ちなみに、初期設定は4種のパラメータ共に2、HP19、MP6である。
 
 
6.ステータス異常
 
 
ステータス異常には「どく」「せきか」「もうもく」「モーグリ」の4種類がある。
 
 どく:(最大HP/20+1)×8回ほど、HPが減っていく。
 せきか:動けない。ただし剣のスペシャル攻撃で飛ぶのは可。
 もうもく:画面が暗くなる。が、実は白黒が逆になるだけで意味がない。
 モーグリ:防御力がゼロになり、全てのコマンドを受け付けない。
 
同時複数のステータス異常も起こりうる(例えばせきか+もうもく)。
ステータス異常にはそれぞれ治療できるアイテムがあるのだが、実は「モーグリ」に限っては「コマンドを受け付けない」ため、アイテムも使用できないので実質上時間経過でしか治療できない。
なお、全てのステータス異常は時間経過によっても治療される。
 
 
7.トラップ解除
 
 
「1.武器」でも少し触れたが、アイテムや武器を用いて、ダンジョン内のトラップを解除することができる。また、中には魔法「ブリザド」で敵を雪だるまにし、それを特定の場所に置いて扉を開くというものもある(雪だるまの代わりに、空の宝箱の場合もある)。この場合、雪だるまや宝箱は、うっかり攻撃してしまうと消えてしまうので注意が必要である。 
これについては「Technique」で説明していく。
 
 
8.マッピング
 
 
マッピングには「フィールド」と「ダンジョン」の2通りがある。 
「フィールド」マップはいつでも見ることができるが、確認できるのは現在位置と最主要の5ヶ所の町・城のみであり、それ以外は、どこが町でどこが通れない(例えば海)のかさっぱり分からない。 
一方、「ダンジョン」マップは現在場所に加え、上下左右の4方向に進めるか否かが分かるので、フィールドよりは使いやすい。が、1度ダンジョンを出たり、ゲームをやめてロードしたりすると、マッピング履歴がクリアされている。どちらにせよ、あまり利用できない機能である。 
聖剣伝説のマップについては、「Mapping」から水女 桜さんの作成した、良質の画像マップを見ることができる。プレイヤーの方々は彼女に感謝されたし。
 
 
9.セーブ&ロード
 
 
セーブ・ロードはいつでもすることができる。町の中、ダンジョンの中はもちろん、ラスボス戦の最中ですら可能だ(その場合、ラスボスのセリフから再開するが)。 
このゲームにセーブファイルは2つある。やや少ないように思えるが、うまく駆使してゲームをクリアされたし。
 
 
10.リセット
 
 
START+SELECT+A+Bでリセットができる。
 
 
 
 
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