Character

 
 
NPCとはイベントに沿って主人公と行動を共にするキャラクターのことで、自分で操作はできないが色々と助けてくれたりする。「そうだん」コマンドを使うとHPやMPを回復してくれたり、また通常時も援護攻撃をしてくれたりする。 
NPCは総勢8(+1?)名。それに加えて、聖剣伝説のストーリーに絡んでくる主要人物からマイナーなキャラまで、ここで解説していく。 
なお、NPCは、主要キャラはで示す。また、ゲーム中に名前が出てくる順に挙げていく。 
なお、文中にはネタバレなものも含むことがある。注意されたし。
 
 
1.序盤
 
 
・シャドウナイト
1番最初に見る名前。グランス公国を支配している悪の親玉ではあるのだが、主人公と戦う時は1対1で立ち向かうなど、意外にフェアな男。 斬撃より突撃を得意とする。3大ボスの1人。 
  
・ウィリー
主人公と最初に会話をするのが彼であり、そして一瞬にして他界してしまう何とも悲しいキャラ。彼がなぜ、ジェマやボガード、マナの秘密を知っていたかは永遠の謎。 
  
・ボガード
前・ジェマの騎士。今は老いぼれて、ひっそりと小屋に住んでいるが、NPCとしてはちゃんと援護攻撃として剣技を披露してくれる。が、相談では話しかしてくれない
かつての戦争ではヒロインの母を愛し、また現在は、飛行船から落ちたところを助けてくれたサラから密かに愛されてと、なかなか侮れないじいさんである。 
  
・アマンダ
主人公と同様、グランスに仕える女剣奴。彼女もまたグランスから逃げおおせるのだが、飛行船から落ちてきた主人公を助ける代わりに「マナのペンダント」を盗んでしまう。しかしデビアスに騙され、メデューサの血を求め砂の迷宮へと向かい、そこで主人公と行動を共にする。石化してしまった時、相談すると回復してくれる。 
援護攻撃はナイフ投げで、メデューサとの戦いの後、毒に侵されていることに気付く。自分の血を弟に飲ませるため、愛していた主人公の手で殺されるという悲しい運命を背負った女性。 
  
・ジュリアス
旧バンドール帝国最後の生き残り。現在はシャドウナイトの片腕としてグランス公国に身を置いているが、シャドウナイトが倒されると単独行動を取るようになる。主人公より先にイルージアの山に行き、マナの力を得てしまう。その力で新バンドール帝国を築こうとするが、最後に主人公に倒される。
しかし、説明書やグラフィックからして、どう見ても10代であろうヒロインを妃に迎えようとするところを見ると……実はロリコン? 得意技は「フレア」、3大ボスの1人。 
  
・ハシム
ウィリーと同様、死ぬだけしかない哀れなキャラ。主人公の前にヒロインと行動を共にしていたのだが、しかしなぜこんなどうでもいいようなヘンピなキャラがマナの一族と? 
  
・(ヒロイン)
マナの一族最後の生き残り。だが、彼女はEDまでそのマナの記憶を取り戻すことができない。ハシムに死なれて何もできないでいるところで、主人公と行動を共にすることになる。穏やかな性格できあるが、その中に強気な一面を垣間見ることもある。相談すると(最大HP/20+1)×8回HPを回復してくれ、援護攻撃の類はしない。全NPCで唯一、3(+1)回行動を共にするキャラ。 
  
・シーバ
ウェンデルに住む司祭で、かつての戦争でボガードと共に戦った人間の1人。ウェンデルでは「マナのペンダント」と魔法陣でマナの儀式を展開させ、主人公にヒールのしょを伝授してくれる。
また、中盤以降ではウェンデルを離れ、凍てつくロリマー国へと足を運ぶ。しかし、そこでマリリスの魔力によって氷づけにされることになる。が、主人公に救われる。長きに渡って付き合うアドバイザー。
  
・リィ伯爵
ヒロインの血を啜ろうと企む、セコい吸血鬼。ちなみに、特にマナの力が目的ではないらしい。ここだけの話だが、彼の「フフフ、しょじょのいきち(生き血)……」というセリフを見て、当時「処女」という言葉を知らなかったウブな(爆)自分は、少女の間違いじゃないのかと親に聞こうかと思っていた……あの頃は若かったなぁ。 
  
・旅の男
「つきのかがみ」を取るのに、主人公と一緒にダンジョンを攻略する。実はダンジョンの入り口にいる彼と話さなければ、1人でダンジョン攻略も可能である。相談しても色々と話をしてくれるだけで、こちらとしては得はしない。援護攻撃として「ファイア(ただし誘導型でなく、射撃型)」を連発してくれる。すぐに分かるが、正体はジュリアス。 
  
・ワッツ
冒険好きのドワーフ。北の炭坑で主人公と出くわし、行動を共にする。相談するとアイテムを売ってくれるという、なかなか頼れるNPCであり、援護攻撃としては斧を投げる。無事ミスリルを取った後は別れて、ドワーフの洞窟でミスリル装備を作る作業に勤しむ。
 
 
2.中盤
 
 
・チョコボ
メノスの村付近にある卵から孵ったチョコボ。相談すると背中に乗せてくれ、その間は移動速度が倍になり、更に敵からのダメージも受けない(ただし攻撃もできない)。町やダンジョンに入る度に1度別れるという形になり、彼(?)とはとりあえず鬼岩山前までの付き合いとなる。後に、ジュリアスにガラスの砂漠まで飛ばされた主人公をどこからともなく助けてくれるが、力尽きる。
ちなみに、この時チョコボと行動を共にすることなくとも、イベントは正常に進む。
  
・デビアス
3大ボスの1人。母であるメデューサを砂の迷宮に封印し、毒の霧を晴らす力を持つという、アマンダの弟レスターを魔力によってオウムと変えているという始末に負えない男。砂の迷宮攻略前は人間の姿をしているが、レスターと共に彼と戦う時には、イカのような本性を現す。3大ボスらしく、なかなかの戦闘力を持っている。
  
・レスター
アマンダの弟。デビアスの魔力でオウムにされていたが、姉の血を飲んで元の姿に戻る。NPCとしては弓で援護射撃をし、相談するとBGMを変えてくれる……が、大して曲数はない。 
デビアスを倒すと、彼の弾くハープの音で毒の霧が晴れ、先に進めるようになる。また、EDではちゃっかり彼女を作っている。 
 
 
3.終盤
 
 
・サラ
イシュの町に住む、飛行船から落ちてきたボガードを助けた女性。しばらく歩けなくなってしまった彼を、今でも看病している。推定年齢35〜40歳(子供におばちゃんと呼ばれているから)。もちっと若いか? 
  
・ボンボヤジ
発明好きの変なオヤジ。しかしゲーム中で見せてくれるものは、発明力というよりは彼の知識である。瀕死のチョコボを半身サイボーグとして蘇らせた後は、何かと主人公の助けとなってくれる。地理に詳しく、またダイムの塔で未だ探索をし続けているロボット・マーシーの作り主でもある。
 
・チョコボット
ガラスの砂漠で主人公を助け、瀕死になっていたところをボンボヤジに助けられ、半身サイボーグとして蘇ったチョコボ。その生まれ変わった脚力で、川だろうが海だろうが平気で走り抜けることができる。EDの最後で、主人公の手によって無事、親元に帰ることができる。 
  
・マーシー
正式名称は「マミーシーカー」。50年前にボンボヤジが作ったメカで、ダイムの塔を未だに調査している。相談すると、何とMPを瞬時に全快してくれる、最後のNPC(ラスボス戦に、もう1度ヒロインが加わるが)に相応しい、最高のキャラ。援護攻撃として、矢のような物を放つ。攻撃力も高いが、雪だるまを動かすトラップ解除のシーンで、よく彼が雪だるまも破壊してくれるのが唯一の難点。ダイムの塔にある壁画の解読が可能。
 
 
 
 
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