津軽会話T−3

そしてパチンコ屋さんへ行きました。斉藤君は絶好調ですが、工藤君はあまり玉が出ていないようです・・・・・

工藤:「わい〜かちゃくちゃね〜じゃ〜!なんもはんね〜!どんだんずや!」
(訳)「うわ〜ムチャクチャするな〜!全然玉が入らないよ〜おおなんてことだ〜!」

斎藤:「何えへじゃんずや!わだきゃ調子いしちゃよ!はごたんねーじゃー」
(訳)「何ふてくされてるのだよ!俺はなかなか調子いいぜ!(玉を入れる)箱が足りないよ」

工藤:「何がはごたんねーじゃや!コマーシャルど違うべな!」
(訳)「何が箱がたりないよだ!コマーシャルとは違うよ!」

斎藤:「そういえばパチンコ屋の名前って、なんで大学って着くの多いんだべな?」
(訳)「そういえばパチンコ屋の名前って、どうして大学ってつくのが多いのかな?」

工藤:「わさ聞いでもわがんねじゃ」
(訳)「僕に聞いてもわからないよ」


今日のポイント

単語

かちゃくちゃない:「ムシャクシャする」いらいらしている時に使われる(重要単語

えへる:「ふてくされる」

はごたんねーじゃー:某パチンコ屋のCMに出てくるフレーズ

他に「出ますだします取ら(寅)せます」がある。

コラム

他県の人が青森のテレビ番組を見て一番驚くのは、津軽弁番組、津軽弁CM、それと深夜のパチンコCMではないでしょうか。深夜のパチンコCMこれはかなりおもしろいです、夜12時過ぎるとほとんどがパチンコ屋のCMです。車寅次郎は出てくるし、スーパーマンまでが出てきます(もちろん全部偽者)。津軽弁番組やCMも当たり前に放映されています。その為の地元のタレントさんもいます。大御所の「大瀬しのぶ」「野津公平」、あぶらの乗り切った芸を見せる「黒石八郎」、成長著しい「ウッチャン」などがいます。ちなみに青森で「ウッチャン」といえば、ナンチャンの相方を指すのではなく「柳の湯のCM」「スーパーギャング深夜同盟」に出演している人のことを指します。