5/5(土)
時間が経つのも早いもので、今年のGWオフも今日が最終日。 アラームにセットした時刻は8時半だというのに、8時前には既に目が覚めていた。 平日はあれだけ起きられないというのに……いつもながら、不思議に思う。 しばらく横になりながら、今オフのことを思い返す。今思えば、何だかんだで今年のGWも楽しかったな……と。 8時半。シャワーを浴びる前に、神様に連絡を入れておこうか――そう思って、携帯を取り出した。 すると、メールを打っている最中に、何とその神様本人からメールが来た(笑) 何とタイミングのいい……と感心していると、その1分後に先生からの返信、更に1分後にはたはたさんからメールが。 いやぁ、いいチームワーク(?)だね。意志の疎通が取れている。いいことだ。 これは、最終日もきっと楽しめる。そうに違いない。 【最後の船出】 昨日と同じ便の電車に、ダブル先生と2人で乗り込んだ。 ホテルを後にした2人の手には、重い荷物がある。しかし、仕方のないことだ。 できれば、もう1泊したい――ふと、そんな思いも過ぎる。だが、そうすれば社会復帰後に支障を来す。 楽しい時にも、終わりはあるのだ。また来年、来ればいいことじゃないか。 名残惜しいことだが、言い換えれば、今年のGWオフもそれだけ楽しかったということ。 そう思うと、不思議と納得できた。あと半日足らず、思う存分楽しんでいこう。 やがて東海大学前駅に到着し、下車する2人。 改札前で待っていると、そのうちにはたはたさん、更にはチェケ神も姿を現した。 おやまあ。結局同じ電車に、4人とも乗ってたわけね。 ![]() 軽く挨拶を交わし、階段を下りて昨日と同様、マックに立ち寄る一行。 出発前に少し腹に入れていた自分は、ソフトクリームを注文。いやあ、昔から好きなんですよ。 結局、朝食らしい注文をしたのは、ダブル先生1人だけ。 各々、注文したものを手に持ちながら、ニュー大根の階段を上っていく―― そう。これはパシリへの階段なのです。ええ、今日もやります。先生からのアツい提案です。 階段を上りきり、一息ついて食事を済ませる。そして、全ての役者(ゴミ)が出揃った。 「ではそろそろ、JT――ジャンケンタイムを始めましょうか」 自分のかけ声と共に、4人が中央に手を集める。 そして、ジャンケン、ホイ――まずはあいこ。 前回覇者のダブル先生も、余裕の表情を見せています。 「では、第2ラウンド。ジャンケン――!」 ホイ、と言って目前に現れたのは、グーが3つにチョキ1つ。 ええ、この中にはチョキしか出さないヤシがいるのです。そう私です。逝ってきます。 今日はパシリ中の様子を、一部始終撮ってみました。アホですね。アホ1確です。 ゴミ捨てを済ませて戻ってみると、勝者3名から祝福されました。乙、ってねw 何だかスロットとは関係ない話が続きましたが、たまにはこういうのも、いいのではないかと。 ![]() 今日は自分達の他にも、開店待ちの人が何人か並んでました。 その中には、センチュリーTシャツ(黒)を着ている人も。昨日いたら、張り合えたのになー。 次回は皆さん、持参必須ですので。忘れずに持ってきて下さいね。特に先生。 「岡山のヤシには、模範囚Tシャツを着て欲しいなぁ」 と呟いたのは、先生でした。そんなこと言ったら、はたはたさんは「かつを節Tシャツ」着てきちゃうじゃん。 そしたら今度は、神様がエルレボTシャツ……そうなったら、俺は一体どうすりゃいいのかな。 うーん、「クリスタルガイザーTシャツ」でも着てこようかしら。って、昨年着たような? そうこう思っているうちに、11時になり開店。さて、最終日をとくと、楽しんできまっしょい。 店内に入ると、後を追って次から次へと人が入ってくる。 今日は人が少ないのではという予想だったが、これはひょっとすると、一昨日よりも多いかも。 しばらく辺りを見回していると、見知った顔が目に入った。 「……あ、ハリセンボンさん、ですよね。おはようございます」 「え、ええ」 どうやらハリセンボンさんは、相手が自分であると、最初は認識されなかったらしい。 聞くと、髪を切ったから分からなかったそうだ。確かに、昨年3月は髪が長めだったかも。 その上、今日は帽子を被っていたから、分からないのも無理はないか、と思った。 ハリセンボンさんは、大阪から来るお友達と、ここに来られたのだという。 昨日、急遽ウィンクルが設置されたと話したら、驚かれてました。 そう。自分も打ちたいんだよな……ウィンクル。でも、次の機会までお預けでございます。 【どうしても】 この2日間で、打ちたいと思っていても結局打てなかった台は、数多くあった。 ホールで初めてBIGを引いた、ゲッタマ。遂にホールでは打てなかった、チェリーバー。 設置されていない台も含めると、ファイアバード、パルサーXXΣ……キリがない。 しかし、今日は予約台のスペックAを打つことになっている。 はたはたさんが、先月からわざわざ予約して下さった台だ。当然、打つつもりではある。 だが――その前に、どうしても今のうちに打っておきたい台があった。 「すみません。スペックAなんですけど――」 「あっ、スペックAは予約台になってまして……」 「はい。僕が予約させて頂いたんです」 予約台は「朝から打たなければならない」のか、を知りたかった。 お店のおばさんと話した感じでは、そのようだった。が、めげずに交渉をしてみる。 「どうしても、打ちたい台がありまして……最初の30分だけでも、お願いできませんか?」 「……分かりました。では、スペックAを打つ時には、声を掛けて下さい」 ありがとうございます、と礼を言って、すぐさま「打ちたい台」へと走っていく自分。 そう。これだけは、このオフで打っておきたかった。昨年7月に、打ち損ねてしまった台―― ![]() 予告音は「火曜サスペンス」。BIGのファンファーレとBGMは「必殺仕事人」。 そして、JAC中は「太陽にほえろ」。とどめの弾丸は、スーマリのキラー―― 何とも、ツッコミどころ満載の台です。キラーなんて、ダイナマイトと関係ないのに、なぜパネルに? それはさておき、やっと打てるよダイナマイト。昨年に予備校でスルーしたっきりだなぁ。 あの時も、行く前から打ちたかったけど、結局ファウスト6を優先して打てなかった。 今回も、最初の2日間で触れなかったけど、最後の最後で手を伸ばしてみた。 短い間だと思うけど、せめてBIG1回は引きたい。頼むよキラー。 野口をサンドに吸い込ませ、130枚のコインを借りること2回。 適当に打っていると、中を押し損ねて上段赤テン。そして、中も適当に止めてみると―― ![]() 7の一直線。しかし、相手は変態制御で名の知られるIGT。果たして、ハサミ打ちは有効なのか? ぬか喜びはせず、続けて次G。今度はチェリー対角――まだ安心できねーなー。 更に次Gには、火サス発生→中押しでババメ降臨! バケも蹴って一安心。 ええ。ダイナマイトは現役時代、ほとんど触ってませんから。知識はないに等しいです。 これが実戦なら、迷わず15枚払い出しの赤7ダブルライン揃いを狙うところ。 しかし、ここは敢えて白7で揃えてみる。しかし、中の2連白7。何でテンパイを嫌うの? 動画に撮りながら揃えてみたけど、BIGなのに4コマスベりやがんの。 さて。ダイナマイトといえば、BIG中の(5×3=)15枚役奪取でございます。 左右に3連ダイナマイトがあるんだけど、これがリール背景の色に、見事に溶け込んでるわけ。 おかげで、個人的には難易度A級の目押しを要されるわけで……しかし、やり甲斐はある。 ![]() 必ずといっていいほど、左右どちらかが1コマズレ続けて参った。終盤にやっと成功して撮影。 目的を果たし、満足していた矢先。よくよく考えたら、肝心のババメを写真に撮ってない。 成立後は、動画に撮ることだけ気に取られてたなー。何とか引きたいと、もうしばし回す。 しかし……残念ながらタイムアップ。結局、このBIG1回きりでした。 とはいえ、最低限のBIGは引けたし、15枚も取れた。個人的には満足です。 一方、他のメンバーも、自分がダイナマイト相手に一戦やらかしている間に、見せ場を作っていた。 神様の相手は、久々のウィンクル。思えば、彼のオフ初参戦時の相手も、ウィンクルだった。 「今日は、最初に引いたベルで、見事フルーツを引いて見せます」 「もし引けたら、みんなにジュースをオゴります」 そう、実戦前に豪語していた神様。1/80のベルを、まずは早速引いてみせる。 「初ベルを引いた」と呼ばれたので、いざ現場で様子を見守ることにした―― ![]() ちなみに出目は、どう見てもズレ目。小役は全くテンパってない有様。 しかし彼は、第3リール停止まで、ランプ点灯を信じて疑わなかった。 (……ん、そういやジュースもらってないぞ?w>神様) 彼はこの後、初シングルをハズす(ベル)という快挙も実現。神の力を見せつけた。 「やっちゃいました♪」 「え、マジで?」 満面の笑みを見せるチェケ神とは対照的に、ただただ呆然とするダブル先生。 昨日苦戦した(といっても、標準の1/6で引いたが)先生にとって、この現実は信じ難いのだろう。 その先生はといえば、昨年GWオフで苦汁を飲まされた、ビッグパルサーと対戦。 何とかBIGを引こうと、頑張っていたようでした。 ![]() 「ケツテンを出した」と言われて、そのフラグを確認しようと、シマの逆角に移動する。 そして、固唾を飲んで次Gを見守っていると……7揃わず。更に次Gには、黒一直線(苦笑) まあまあ、まだ時間はあるからさ。楽しんでいこうよ先生。 なお、はたはたさんは、当初は溺愛機のイプシロンを打っていた。しかし、 「もの凄く、打ちたそうにしていた人がいたので」 と、台を譲ってデュエルドラゴンに移動してました。さすが現地民、素晴らしい。 そういや、デュエルといえばkaiさんなんだけどな。kaiさん元気かなー。 昨年GWオフでも、結局会えずじまいだったし。そのうち、またみんなで打ちたいですな。 【真打ち登場】 このオフの目的は、色々あった。初参加のkeyさんの歓迎。甘寧さんの復活祝い。 エルレボも、スカイラブも打って、この大根に来た。そして、最後の目的が、この台を打つこと。 ![]() 昨年のスペックAオフ参加者の中で、ただ1人打てなかった自分。 厳密には「打たなかった」が正しいが。一昨年の暮れ、1人で楽しめたから譲ったんだよな。 結果的に、3台あったスペックAを、はたはたさん、先生、神様が並んで打てた。 MR氏も他店で打ったそうだが、自分だけコンチ3と対戦し、そして朽ちた(苦笑) コンチ3もなー、結局ラッシュ引けずじまいだったしなあ。コイツともまた、リベンジしないとな。 まあ、コンチ3は今は置いといて――やっと会えた、スペックA。残りの3時間半が、楽しみで仕方がない。 お店のおばさんにお願いして、スペックAの電源を入れてもらう。ああ、やっと打てるんですね。 「それでは、楽しんで下さい」 「ありがとうございます。心ゆくまで堪能します」 今日、自分がスペックAを打てるのは、先日にはたはたさんが予約して下さったから。 このゲーセンは、出玉の共有はできないけど、来店ポイントの共有(他人のポイントでの予約)は可能。 で、はたはたさんが、ポイントが貯まったから誰か打たないか、と言ってきてくれたわけ。 GW前にそういう話があったのだけど、立候補したのが自分だけだったので、今日めでたく打てることになった。 そして、打ち始めること48G。久しぶりにプベプ(プラム・ベル・プラム)と再会。 そういや、ここから小役揃ったことないんだよなー。ベルさえハズれれば確定だが、今回は? ![]() しかし、フラグは残念ながら、バケ。まあ、あと3時間強はあるし。じっくり楽しもう。 実は今まで、スペックAは「順押し、適当打ち」で楽しんだことがなかった自分。 その楽しみを知ることなく、スペックAと別れてしまったことが、昨年は寂しかった。 だが、今はこうしてまた、対峙できている。もちろん、適当打ち全開で楽しんだ。 ![]() (この出目は、中の時点で2確らしい……忘れてるというか、そもそも知らないというかw) この後、神様からビタった(BIG)と言われて、BIG中の「ド・ミ・ソ♪」を共に堪能。 自席に戻り、「さてこちらは、いつBIG引けるんかのう」と思いながら、立ったままレバーを叩いて適当打ち―― ![]() えっと何やら一直線に並んでます。入ってますかそうですか、めでたいですね。 敢えて3枚掛けで回して、しばらく成立後の出目を楽しむ。バケではなさそうだが、7もスベるなーw で、いよいよ7を揃えてみると……BIG。相変わらず、いい音だわー。 個人的には、成立G限定のプレミアBGMよりも、通常BIGの方が(ファンファーレも込みで)好み。 エルレボは赤フラッシュがあるから、成立G限定の方がカッコイイと思うけどね。 BIG中は、ハズシ(中リール枠下に、白7をビタ)が相変わらずキツかった。 昨日のハイリミもそうだけど、枠下に目押しってのが、どうにも苦手なわけです。 というのも、ほら。座高が高いからw どうしても、枠下に狙ったつもりが下段に止めちゃうわけで。 中でミスったら、左リールでプベプのプ(下のプラムねw)をビタ押しすることで、回避も可能。 以前は、それなりに慣れていた覚えがあるけど……んー、中リールの目押しを頑張るか(苦笑) とりあえず、最初のBIGは完走できた。あまりベルが落ちなかったけど、獲得枚数は454枚。 これだけ取れれば平均以上かな。今後もこの調子でいけば、BIG中は何とかなるか。 この後は、53G、117G、44Gと結構な早さでBIG3連を引く。 おかげで、持ち玉にある程度の余裕ができたので、成立後も回して見たい出目を堪能しまくった。 ![]() ![]() 左の写真が斜めから撮影しているのは、当初はこれをトップ絵にするつもりだったから。 告知ランプもちょっと見える角度で、いい絵になったと思ったんだけどねー(ちなみにBIG)。 しかし、それをここで見せているということは……つまり、この後にもっといい絵が撮れたわけです。 果たして、どんな絵が撮れたのかは……この後の、お楽しみ。 【ドラマメーカーズ】 ダブル先生は結局、この日はずっとビッパルを打っていた。 当初の予定では、自分の隣でトリコ(96)を打つはずだった先生。 しかし、思いの外ビッパルで楽しめたようで、今後も機会があれば打ちたいと言っていた。 ![]() ちなみに先生、記念すべきビッパルの初BIGは生入りだった(右を狙ったら揃った)とか。 ぜひ、その場に立ち会って様子を見てみたかったが……何はともあれ、おめでとうございます。 自分の方はというと、相変わらずプベプの調子(?)がいい。 ビタ停止しようが、スベってこよう(4コマスベリ時は1確に昇格)が、小役が揃う気がしない。 そういや俺って、今の今まで、プベプから小役揃えたことないや。 ![]() 思えば、自分のスペックA初打ちも設定6(公開アリ+4時間制限)だったなあ。 しかし、終わってみれば、設定6の確率をやや下回ったボーナス回数しか引けなかった。 収支的にも勝ったとはいえ、ほんの僅かな額。あの頃から強敵だった、オーイズミの名機スペックA。 今のところは調子がいいけど、いつ出玉が飲まれるか分からないかも―― ――ベットしようとして。いや、ベットして、はじめて。はじめて、目前の現実に気が付いた。 なぜ、この出目に気が付かなかったのだろうか。そこまで、惰性で回していたのだろうか? 以前の自分なら、これほど感銘を受けることはなかっただろう。しかし今は、先生や神様から教えてもらった―― 「うおっ、うおぉっぉぉお、おおおわわああおおぉぁっ!!!??」 オフ最終日。ここにきて、オフ最大の衝撃の出目を、目の当たりにした。 息を呑んで写真を撮り、それをはたはたさんや神様、先生に見せに行く。 「うおっ、凄ぇ!!」 「マジで? 凄いねコレ」 「まだ回してないよ」と言って、実際に先生に見てもらう。 彼もまた感銘した、その出目とは――とくと、ご覧あれ。 ![]() 中リール、リベチェ(リプレイ・ベル・チェリー)。エルレボでいう、「リスプ」に相当する中リール最強出目。 そして右には、ゲチェナ。枠上ベルからのリチェプでもいいけど、美しさを考えてこちらを推したい。 その上、左上段にしっかり白7と、対角になっているのがまた美しい。 (加えて、左右だけでは2確でなく、あくまでリプハズレ目。それをリベチェが否定……あああ) 以前はリベチェを知らなかったので、今日は1度は出したいと思っていた。 そしたら、まさかこんな形で……いや驚いた。フラグはしっかりBIGでした。めでたい。 この後も、4フラ放置で遊んでみたりと、心ゆくまでスペックAを堪能してました。 (ちなみに結果は、アヤしい出目→次G通常出目→ベットでドシューンww) 一方、神様はウィンクルからセンチュリーに台移動。 今や、すっかり2号機好きな北斗世代。しかし、センチュリーには随分と苦戦していた。 「エンパイヤのセンチュリーが、設定8だったんじゃってくらい、引けません」 いや、大根のセンチュリーは正真正銘の設定6ですよ。神様。 どうやら彼は、逆境に置かれてないと、その真の力を発揮できないらしい。そう、例えばエルレボとか。 やっとプナチェナしたー、と言われて動画を撮るも、残念ながら揃うのはピエロ。 もいっかいキタ――、と再度立ち会うも……ピエロ。ジャグラーの神でも取り憑いたのでしょうか? その上、2回目のピエロを引いた直後のこと。あろうことか……な、なm ![]() プナチェナじゃねー、とか嘆いていた神様だったが、1度引けて満足したのか再び台移動。 しかし、その移動先は、あろうことか最強の敵だった! 「……いいの? 辛いよ、その道は?」 「はい。まだBIGも引いたことがありません」 バケしか引けたことがないというその台とは、コンチネンタル3。 自分もラッシュ引けてないのよねー。最後に打ったのは、昨年の予備校だったかな……。 神様が無謀な闘いを見せる中、はたはたさんは自分の隣に移動してきた。 「今日のMr.Doは、あまりにも弱すぎます」 と言って、打ち始めたのはプラズマアタック。聞くと、これが初打ちだそうで。 自分も見たことはあったけど、遂に打たなかったなー。当時はアルゼ大嫌いっ子だったから……。 大量獲得系であるらしいことと、謎の演出が発生することくらいしか分からん。 さっきまで前任者が打ってたけど、BIGを引けずじまいで「分からない」と連呼していた。 何たって、ボーナス絵柄もテンパイしてないのに、下部の「CHANCE」ランプが点灯するわけ。 だからといって、それがアツいというわけでもなさそう。全くもって、謎。 まあ、「何も分からない台」を自分なりに研究していくのも、楽しみ方の1つだとは思います。 いずれにせよ、まずはボーナスを引きたいところには違いない……かと。 自分のスペックAが、ちょっとハマってきたかなー、と感じ始めた頃。 満面の笑みを浮かべて、ダブル先生がやってきた。 「オレV、出しましたよ!」 「マジで? まだ見れる?」 「はい。まだ、回してませんから」 そう言って、見に行ってみると――確かに、オレンジVが停止していた。 左右中段もしっかりプラムで、NGではない。先生は続けた。 「(オレVが)出た時は、思わずガッツポーズしちゃいましたよ」 その気持ちは、よく分かる。いや、彼にとっては自分以上に大きな意味が、このオレンジVにあるだろう。 昨年GWに打った時は、遂に引けなかったビッパルのBIG。 できればケツテンと、オレVは出したい――そう、臨んでいた先生だったが、見事に達成した。 「ただ……ちなみに、オレV。鉄板じゃないから」 「…………マジで? 左右中段プラムでも?」 うん、と首を縦に振ると、同時に先生の顔が青ざめた。 自分も最初は知らなかったけど、実際に昨年3月にスルーしてるからなー。 しかし、このオレVは見事にBIG。7を揃えて、さすがに安堵するダブル先生。 (なお、この時のオレVは、12代目トップ絵として掲載しています) 自分でもオレV出したかったけどなー……今回は、引けなかったからなぁ(苦笑) アマリリスを堪能する先生を後にすると、今度は神様が、ニコニコして後ろからやってきた。 「ツボさん……どうやら、やっちゃったみたいです!」 何をやったのかは、彼の表情と、その出目を見てすぐに分かった。 正直「羨ましい」の一言ではあったが、事実を確かめようと様子を見守ることにした。 そしたら、すぐにアレが揃う……いや、見なかったことにしようww しかし、自分が現実を否定している間にも、リール上では幾度もバケとBIGが否定される―― ![]() まあ、この初のセブンラッシュが、シングル11回で素パンクするあたり、いいオチにはなった(苦笑) とはいえ、未だBIGは引けずにラッシュを引くとは……自分でいう、初代アラジンみたいですな。 そういや、俺の初アラチャンも、シングル数回で終わったっけな……儚かった……。 儚いといえば、はたはたさん。そして自分。しばらくは、何も引けない状態が共に続いた。 その均衡を破ったのは、はたはたさんだった。一瞬、目を丸くした彼は顔を伏せた―― ![]() 今日はよく生入りしますね、皆さん。そういや自分はなかったかな……生入りは。 このBAR・BAR・7(もちろんBIG)、隣で聴いていると、BGMは結構格好良かった印象を受けた。 BIGの消化手順はというと、初打ちなはたはたさんは知る由がない。それは自分も同様。 しかし、ハズシのポイントや小役の取り方などを、BIG中に模索していく。 初打ち機種ってのは、こういうところが面白いんだよね。自分で攻略ポイントが見つけられると、なお楽しい。 彼は最初のBIG中に、何とかハズし方も見つけることができた。獲得枚数は603枚(だったかと)。 ベル(10枚)も落ちることを考えると、プラズマで600枚超えって凄いんじゃないかしら。 それに対して、こちら。何とか500枚超えを狙いたかったんだけど……肝心のBIGが引けない。 昨日もホロQやハイリミでハマったってのに、今日もスペックAでハマるのか。弱いなー俺。 結局、644G。さほど深くないとはいえ、設定6と分かっている状況では、やや辛いと思えるG数でフラグ成立。 これがBIGで、ホッと一息。せっかくだから、今日初の1枚掛けで揃えると、見事成立G。 せっかくの成立Gだから、と動画も撮ってみた。保険ハズしもしてるけど、勘弁してちょ。 その後もポツポツと引けてはいたけど、その全てがバケだった。 まずいなぁ、今日は15時に大根を出る予定なのに。もうすぐ15時になっちゃうよ。 時間は迫っている。しかし、せめてもう1回BIGは引きたい。 自分の腕時計は、3分ほど進めてある。その時計の針が、ちょうど15時を指した、その時―― ![]() ゲチェナ。今日はとにかく、プベプとゲチェナが多かった。 これが最後か、と動画撮影を開始。まずは腕時計を写して、目前の出目へと続けてみる。 そして、さあ運命のフラグ判別は――というと、Ba☆Keでした♪ 成立Gだったけどね……。 しょぼん、とする自分。バケを消化して、さて帰るか……いや、出玉が中途半端すぎる。 下皿には、約200枚程度しか残っていない出玉。これを飲ませて、帰るとしようか。 もちろん、その間に何とかBIGを引きたい――という野望はあった。が、果たしてそれは叶うのか? 【最後の試練】 15時を過ぎても、まだしばらくはスペックAを打ち続けた自分。 一応、余裕を見た上で「大根を15時に出る」予定にはしていた。 しかし、16時に出ると間に合わない。遅くても、15時半には出たいと思っていた。 そんな心配とは裏腹に、いいペースで筐体内に吸い込まれていく出玉達。 そして、いよいよ最後の3枚になったか――と、改めてリールを確認する。 ![]() プベプ+右リール最強出目……まだ歴史は、俺を必要としているらしい(大袈裟) 冗談抜きで、ラスト3枚。証拠に動画も撮りました。時間は……多分、大丈夫(苦笑) 「それで(BIGが)引けなかったら、きっとスペックAに認められてないんですよ」 「全くですわ」 はたはたさんの言葉に同感しながら、祈るようにフラグを判別する。 そして、センターラインに揃ったのは――BAR。ドシューンといいながら、婆が揃う。 「アレー」 「えー……」 ![]() 呆気に取られる2人。成立Gがせめてもの救いだったのかもしれないが、まだBIGは諦められない。 せめて出玉はなくそうと、再びスペックAを回し始めた。先生は既にヤメたらしい。 時折、こちらを見に来ては気にしていたようだ。すまん先生、もう少しだけ追わせてくれ。 バケ後から64G。再びバケ――いつしか、バケの回数がBIGを3回も上回ってしまった。 (せめて――もう1度、BIGが引きたい) 飲まれるのが先か、引けるのが先か。はたまた、時間がなくなるのが先か。 今日のスペックAは、予約台。一般開放台ではないので、自分がヤメた後は電源が落とされる。 しかし、そこを何とか神様に打たせてあげたいと、はたはたさんはお店の人と交渉しに行った。 そんな時。最後のバケから32G目で、もう何度目かのゲチェナが降臨。 時刻は15時14分だった。それだけを確認し、他は何も考えずにフラグ判別をする―― ![]() 最後に何とか、自分の執念が勝ちました。粘ってよかった。 BIG中は華麗にハズしをミスって(大笑)、即ヤメ。神様を呼んで、後続者に任命しました。 そして、最後にお店の人とハリセンボンさんに挨拶して、先生と2人で大根を後にした。 新宿まで立ちっぱなしだった電車の中では、この8日間の出来事が軽くフラッシュバック―― ――は、特にしなかったような(苦笑) まあ、また近いうちに行きたいと思います。大根も、エルレボも。 エルレボは次回が最後だけど……有終の美を飾れるかな? 新宿に到着してからは、先生がご両親にお土産を買うというので、しばらく待機。 そして、改めて山手線に乗り換えて、やがて品川駅へとやってきた。 階段を上り、京急線の改札前へと歩を進める。此処が2人の分岐点、この長かったオフも終わる。 「それでは、お疲れ様でした」 「ええ、本当に」 そう言ってハイタッチを交わし、それぞれの帰路に着いた。 帰宅後、はたはたさんからメールが届き、大根に残った2人も無事終了したとのこと。 はたはたさんと神様は、共に1G連(B→B)を達成されたそうな。 最後まで見せ場があって、楽しいオフでした。また次回も、楽しくできたらいいですね。 1年前。みなし機がホールから消えてからは、もう大規模オフなんてできないだろうと思っていた。 しかし、大根のような場所があれば、いつでもあの頃に戻ることができる。 それを身をもって知れたことが、今回の最大の収穫だった。 楽しかった、あの頃に――また、みんなで戻れる日はやってくる。きっと。 |
機種名 | 投資額 | BIG | REG | 回収額 | 収支 |
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ダイナマイト | -- | 1 | 0 | -- | -- |
スペックA | -- | 6 | 8 | -- | -- |