3/20(月)
ファウストデー。 それは、初めて明にタイトルされたDream Messiahのオフ会だった。 2002年8月7日に第1回が開催され、それから早4年が経とうとしている。 記念すべき第1回は、管理人であるGthさんが北海道から参加された、貴重なオフとなった。 それまでは、ファウストに対する評価がまちまちだったGthさん。 そんな彼に、自分が身を持って枠上白7の魅力を体験させたことは、未だ記憶に新しい。 BIG11回(赤6青5)で-48k。それが当時の、自分の戦績。 しかし、ファウストの素晴らしさがGthさんに伝わったのを確認できただけで、心底満足だった。 「勝ったから言うわけじゃないですけど、ファウスト面白いですね」 「通常時に枠上白7が止まったら、小役が揃う気がしなかった」 彼が楽しそうにそう言ってくれて、自分の-48kという負債は報われた。 あと、今となってはオフ参加常連のダブル先生が、初参加となったオフも当時のこと。 そう。今思えば――色々な意味で節目となった、第1回ファウストデー。 気が付けばその後も毎年夏の恒例オフとなっていたファウストデーは、毎回参加者が楽しめていた。 だが、件のみなし機撤去の規制により、近年は開催中止を余儀なくされていた。 仮に設置店を見つけても、置いてあるのは1台だけ。 それでも打ち続けてはきたが、やはり名機は仲間と共に打って楽しみたいもの。 そんな折り、伝説の聖地エンパイヤに、ファウストが複数台設置されているのを知った。 (また、あの楽しさを味わうことができる――) いつものメンツで、いつも打っていたあの台を。 そう思うと、エンパイヤに行くと心に決めた時から、心が躍って仕方なかった―― そして、昨夜。就寝前、一部屋に集まって4人で話していた時のこと。 「明日、自分は例え投資が100kを超えても、終日ファウストを打ち切ることを誓います!」 と、声高々に宣言した。久しぶりのファウストデー。せっかくだから、最後まで堪能したい。 最高の時を、再び。待ちわびたこの日――文字通り、夢にまで見た日は、もうすぐそこだった。 【失われた時を求めて】 3日目。 どう起きたかは覚えてないが、気が付くといい時間だった。 慌ててトイレに行き、支度をする。ああ、そういや今日で宿を出るんだっけ。 外に出る準備ができて、一行は1階へと降りていく。今夜はどこに泊まろうかな。 この色紙は、1階に降りた所に飾られていたもの。 下の写真から察すると、かつて全日本プロレスが、この近くで合宿したことがあるのだろうか。 他にも何人か、有名人の色紙や写真がありました。結構穴場なのかな、ここって。 実際、我々からしてもエンパイヤに近くていい所。穴場に違いないな。 各々、1泊4200円の宿泊費を払って外に出る。今日もいい天気だ。 かと思えば、よく見るとチラチラと雪が降っている。昨夜から降り続けているのだろうか。 そういや、昨日も朝はあんなにいい天気だったのに……夜は一転して雪。 そう、ここは東北。忘れてはならない。気を許せば、いつ厳しい寒さが襲ってくるか分からない。 それにしても、宮城って岩手の隣県(南)だったんだな。知らなかった。 この日は、エンパイヤに行くまでのルートを変えてみました。 国道4号線沿いに歩くよりも、東よりの道の方がエンパイヤに近いのでは……? そんな説が、一行の中でわき起こったのです。 「昨夜、ハイサイさんの車でこっち通ったじゃないですか。こっちの方が近いのでは」 「エンパイヤもこっち寄りにあったと思いますし。試しに行ってみましょう」 はたはたさんとダブル先生にそう言われ、歩いてみること約30分。 確かに昨日より早い……が、そもそも昨日より歩くペースが速かったような。気のせいかな。 とりあえず、腹ごしらえにと昨日同様マックで朝食。 それから、10時ちょうどにエンパイヤに着くよう向かうと…… 一行が着くのと同時に、えらいスピードで社長さんの車が駐車場に飛び込んできました。 一瞬驚いたけど……これはツイてる。直後に、素直にそう思った。 なぜなら、今日、この日。今オフのメインイベントを、10時から開始できるわけだから。 間もなくして、社長さんの挨拶と共に開店。遂にファウストデーが解禁される。 裏口からファウストのある場所まで、怪しく、ケツを大きく振ってスキップする変態、いや自分。 よほどテンションが高かったんだろう。今思えば、何でこんなことしたのやら……と。 スキップが激しすぎて、ファウストの前で危うくコケそうになったのはここだけの話w ファウストはあいにく3台しかないので、はたはたさんは右隣の関候に着席。 今日、ここに来るまで何を打つかと随分悩まれていたようでしたが、ダブル先生の推奨で決められたようです。 そして今日もまた、お店からコーヒーの差し入れを頂き(ありがとうございます)、さあ。いよいよ――スタート! 【思えばあの時もそうだった】 「ツボさん。今日のファウストデー、一体誰が最初に引くと思います?」 エンパイヤに着くまで、ダブル先生は唐突にこう訊いてきた。 その問いに、自分は迷わず答えた。が、彼もまた、即座に続けてきた。 「そりゃもちろん、俺に決まってるさ」 「ええ。自分もそう思いたいのですが……ひょっとすると、場の空気を読まない彼ではないかと」 「岡山の、彼……か」 「そう。第1回でもそうだったでしょ?」 そうか。第1回も……確かに、そうだった。 わずか投資2本でゲチェナ、それがハイパー、更には連荘―― その上、白7のハイパー確定アクション付き。結果的にも勝ち頭という戦績を納めたMR氏。 対して自分は、初当たりまでに20本を要するという失態。ハイパーだったのが救いではあったが。 そんな当時の有様を思い出すと――途端に、このMR.ICBMという男に勝てる気がしなくなってきた。 ……いや。あの惨劇は過去の出来事に過ぎない。今回もそれが繰り返されるとは限らない。 自身を奮い立たせ、今という時に集中する。そして、全員同時に朝イチの1G目を開始した。 実戦開始時刻は10時06分。今日も開店直後に入店した客は、我々しかいなかった。 静寂漂う空間に、特徴あるファウストの停止音だけが響き渡る。 そのうち、他の客が数人やってきたが、設置機種を見ては驚き、その場に佇んでいるのが感じられた。 ああ。しかし……本当に今こうして、みんなでファウストを打ってるんだな。懐かしいや。 一瞬、そう気を許した。いや、気を許したからといって、他人のヒキがよくなるわけではない。 ただ、気が付くと隣の男が――MR氏が引いていた。歴史は繰り返した。 この時、ダブル先生が苦笑していた、かもしれない。正直、あまり記憶に残っていない。 ともかく、先を越された。先生の予言は当たった。この事実は変わらなかった。 モチベーションが下がる。当のMR氏に言うと悪いが、かなり意気消沈した。 ファウスターの名に賭けて、1番乗りしたかった……その夢は潰えてしまった。 ……だが、しかし。 初当たりを引いて、俄然モチベーションが上昇した。 厳密には、その初当たりを察知した出目に対して――だった。 時刻:10:34 C-BIG 枚数:24x 投資:9k ハサミ打ち、だったと思う。左は当然ビタ止まり。 自分が溺愛して止まない枠上白7から、スイカ濃厚な右上スイカが停止。 しかし、それでもまだ結果が分からないのが、枠上からのハサミ打ちの楽しいところ。 中を止めるとご覧の通り。上段ならまだしも、下段にスイカが落ちてきた。 「こっっ、これは! 俺がこの世で最も愛している2確!!」 叫び声に近い声で、そう言ったのを覚えている。 まあ、2確といってもそれは順押しで、なんだけど。しかし、この形はハサミ打ちでも美しい。 この出目はぜひ撮っておきたかったので、しょっぱなから満足できた。 ――だが、それはほんのひとときのことでしかなかった。そう、自分は青だったのだ。 揃える前に満足してしまった。その結果がコレ。今回も氏に完敗か……? 満足という感情は一転して、不安でたまらなくなってきた。まさか、俺が青スタートとは―― 時刻:10:43 C-BIG 枚数:35x 早々と引けた。が、青再来。その上、生入り。恥の上塗りでもした気分だ。 獲得枚数が35x枚(カウンターには表示されないため、左下の7セグで確認)だったのが救いだった。 しかし、このわずかな「癒し」をかき消したのも、またMR氏だった。 それは、自分が2回目を引いた直後のこと。突如、彼の表情に異変が起こる。 何だよと右に顔を向けると……おっおお前ー!? 枠上白7からのベルテン。それもいいよね。ファウストの2確は美しいものばかり。 しかし、何だってこの男が先に出すのかな……そして、やはりというか赤連してるし。 一方、ヒキ強で知られるダブル先生は、珍しく出だしから苦労していた。 そういや、引けない時は全く引けないからなぁ。彼は。 まあ、その分引ける時はサックリと引き続けるわけで……憎たらしく思えるほどに。 そう。例えるなら昨日のように、ね。 だが、この図式――氏が(珍しく。ここ大事w)赤連。先生が(これも珍しく)苦戦。 そういえば、第1回の時もそうだったよなぁ。てことは、今回も俺は……? いやいや、勝負は最後まで分からんよ。だってまだ、始まったばかりだし。 時刻:11:02 C-BIG 枚数:28x 持ち玉で続いた……のはいいものの、またしても青。ここは我慢しなくては。 それにしても、このベルテンハズレというチャンス目。これもまた、ファウストを語るには外せない。 後継機(厳密には違うが)のメフィストではリーチ目に格上げされている、このベルテンハズレ。 体感的に、4回に1回はボーナスというこの出現率も、絶妙な確率だと思う。 演出なしで出現し、次Gには高音テトラ――なんて起こったら、もうもらったようなもの。 他にもこのように、第3停止後に、密かにフラッシュするパターンもある。これもまた、いい。 ……あ、そうそう。ベルで思い出したけど、ファウスト唯一の技術介入も挙げておこう。 ファウストは、小山+小谷のラインを含む7ライン。よって、この形はベルの複合で15枚の払い出し。 通常はもちろん、ベルは1ラインにのみ揃うので8枚となる。では、複合にするにはどうすればいいか? 答えは――左にベリベを狙う。ただそれだけ。あとは、1/2の確率で複合揃いの制御が選ばれる。 もっとも、ベル成立時にベリベが停止するのも1/2の確率。つまり、ベル成立時の1/4で複合が取れる。 ただし、常にベリベを狙うとチェリーを完全に取りこぼす――そこで利用するのが、テトラ。 ベルナビが出れば分かりやすいが、他にも回りっぱ、高音(赤水晶を除く)はチェリーの可能性はない。 そんな時にベリベを狙えば、高音テトラでベルばかりでも楽しみはできる。 さて。本日出だしの悪いダブル先生ですが、投資17本にしてようやく初当たり――が、ハイパー。 まあ、彼の場合は初当たりが遅かったから。これくらいの優遇はないとね。 ――と、この時は素直に思っていた。やはり、気を許してはいけなかったんだよなぁw 何たって、彼は先生。知識も豊富であり、ヒキも――時には、残虐的といえるほどに――強い。 時刻:11:16 C-BIG 枚数:27x 割と今度も早かった。そして、今度も青かった…… 低音スイカ。ほぼ0確となる、ファウスト最強の小役ナビ。 もっとも、本当に最強なのは高音スタート→低音ストップ(ナビの小役は問わず)だが…… 記憶によれば、この低音スイカがガセったことは、この6年間にはなかったはず。 でまあ、この時もしっかりとスイカを蹴ってくれたわけであります。うひ。 時刻:11:31 C-BIG 枚数:27x またしても早めに……しかし、またしても……青。 いやあ、順押しで(白7蹴った上で)スイカテンパイした時は、ちょ〜っと、焦ったけど。 何の、こういうのは気合いでハズすわけですよ。でも、個人的には右上白7の方が美しかったなあ。 さて。ここまで自分は5回引いたわけですが、氏はようやく3回。先生も同時に追いつきました。 しかし、問題はその色なんですけど……何で2人とも全赤なの? 何で俺が全青? おいおい、どういうことだよ青神様? 青神ってったらMR氏の役目なんじゃないの?? もし。もし、今回の青神が俺なのなら……まさか、次も青なのか……? 2人が引いたBIG総数は、既に6回。そしてその6回分、青神は青として引く。何て過酷な運命。 この運命を、俺は打ち破ることができるのだろうか……。 (青神様の由来については、昨年10月オフを参照のこと) 時刻:11:59 C-BIG 枚数:27x ハイきた6回目の青。忌むべき青神の宿命を受け入れてしまった…… 一体この青連は、どこまで続くんだろう。ていうかこの台、赤くなることってあるんかな? BIG回数では、あとの2人のダブルスコアという好成績をマークしているものの、ちょっと複雑。 「しかし、やはりファウストに愛されている人は違いますなぁ」 そう言ってきたのは、まだ3回目のダブル先生。 つまりは、もう6回目が引けていいなぁ、ということだったそうですが…… この後。彼の大逆襲が待っていたとは――うすうす感づいてました(大笑) そう。気が付けば、第1回とは少しずつ内容が変わりはじめていたんだよな。 あの時、先生は終始爆死状態(結果、最下位)だった。が、今回はどうだろうか。 運命は、自分で切り開くもの。つまり、俺の青連も……6連で止められる。きっと。 時刻は正午。久々のファウストデーに、心弾むのも無理はなかった。 が、それ故に、周りに目がいかなかったという失態は事実であり、盲点だった。 ダブル先生の隣で、関候を打っていたはたはたさん。どう見ても、天井の777Gは回している。 しかし、引けない。つまりはストック切れ――いや、「過去に稼動がなかった」と見るべきか? 遂に投資は30本を超え、更にしばらく回してようやく告知。 これがBIGで、早めにバケへと繋がる。まずは安堵するファウスト組一同。 しかし、これ以上の連は期待できないということで、彼は標的をイプシロンに変更。 自分の隣に移るはたはたさん。聞くと、昨日軽く打った程度で彼もほとんど知識がないらしいが―― 時刻:12:52 C-BIG 枚数:32x 投資:5k えっと……? 1時間ハマった挙げ句に7回目の青。この仕打ちは一体? 目前に現れた美麗目とは裏腹に、このやるせない気持ちはどうしたものか。 こんな自分に対して、追い打ちをかけるのはやはり、我等がダブル先生。 やはりこの男、最強。そう、氏を軽々と抜き去りもう6回目。しかも全赤――出玉面でもトップに立つ。 先生に抜かれたMR氏は、4回目にして遂に青に転落。 今日初めて、自分以外の台が青くなった……それはそれで、何だかブルーになりますね。 ん、俺ってば今シャレ言った? いや、そんなつもりはなかったんですが……ごにょごにょ。 しかし、この状況は何とか打破しなくては。まずは先生の勢いを絶つ(自分の勢いは?)。 「こうなったら、悪のパワーを発動させる必要があるなぁ……」 そう言って、自分の台から青の力を抜き取り、先生の肩に擦り付ける自分。 悪のパワーについては……主に2000年度の日記に記載されてますが、ここでも解説をば。 一言で言うと単なる妄想なわけですが、これが意外と効果覿面で、当時は周囲から支持すらあったもの。 つまりは、自分の気に入らない、あるいは勢いを落としたい相手を「呪う」わけです。 いやホント、これだけの話。でも意外と効く。「オカルト」という言葉が存在するのも伊達ではないって話。 でまあ、ね。実際、この後にダブル先生が、7回目を引いたわけですよ。 「大丈夫。俺が悪のパワーを与えたから、青に転落してるはず」 自信満々で呟く自分。そして、結果は――そう、青なわけですよ!(大笑) しかし、この結果は彼が6回目のBIGを引いた時点で確定していたこと。 そのことを、当然ダブル先生も知っていた。が、これは気分の問題。そう、お互いに。 「言われた通りになって、何だかスゲー悔しい」 対してこちらは、してやったり、みたいな。大成功でした。 で、ここからが悪のパワーの凄いところ。コイツは別名「横○り40萬」とも呼ばれてたりします。 つまり、相手の勢いを奪い取るわけですね。で、今回は成功したってことは、当然次は―― 時刻:13:20 H-BIG 枚数:46x 投資:2k しゃあー!! ようやく初の赤。こっからこっから♪ ちなみに、左は4コマスベリ。これだけで1確みたいなものだけど、ね。 先生も言ってたけど、サンダーブレイクからのスベリって、アツいよね。 なお、その先生。すぐに8回目を引いて、1回で赤引き戻し。この男はやはり……。 MR氏はというと、まだ5回目が引けてない。気付けば先生ともダブルスコア。 しかし、彼のダークホースっぷりは無視することはできない。いつ巻き返しが起こるか、要注意だ。 【復活を兆す紅き炎】 真のファウスターたるこの俺が、1度赤を引くと強いよ。 自分で言うのも何だけど、これはれっきとした事実。その証をお見せしよう。 時刻:不明(3G) H-BIG 枚数:46x BIG後3Gでサンダーブレイク→中押しするとリプ・FAUST・白7。 この目、昔は萎え目と思ってたけど、実は意外と……いや、かなり微妙なポイント。 成立役はハズレ or チェ or ボーナスなわけだが、大抵はハズレ。たまにチェリーって感じ。 ボーナスの場合、どうしても中中段白7の1確が出やすいため、この形からのボーナスは珍しい。 ……と、そう思ってたんだけどなあ。ちなみにこれが順押しなら、中の時点で2確。 そういや、下段赤テンってのも久しく見てないなぁ。また見たいなぁ……。 時刻:13:50 H-BIG 枚数:45x 珍しくFAUSTを狙ってみた。左がビタなら、その時点で1確。 ちなみにコレは、2確ではなかったりする……けど、ハイチャンス目。ガセたら萎えてよし。 しかし、思えばFAUST狙いだと、コントロール方式を彷彿とさせる制御がある。この左ビタ1確がいい例だ。 とはいえFAUST狙いは、個人的にはあまり好きではない。というか、FAUST揃いが好きではない。 なぜなら、FAUST絵柄は青いから。ホントなー、これで揃えると青に転落するんだよな。不思議と。 あと、FAUST揃いを好む人は決まってミーハーだと思う。これも個人的意見ではあるが、間違いない。 男なら黙って白。ハイパー確定アクションを見たいがために、それだけに賭ける。 ……それがそもそも、ミーハーじゃねーのかって説もあったりするがw というわけで、実際1番好きなのは赤です。だって赤だし。ベットすれば赤く――なればいいけど。 時刻:14:00 H-BIG 枚数:46x むおっ、枠上からトリテンキタ――!!! 成立後確定だが、何と美しい……。 これで赤4連目。箱にも半分入ってご機嫌であります。 ご機嫌といえば、隣のはたはたさん。イプシロンをずいぶん楽しそうに打ってます。 さっきも、予告音+7セグにアクションなしというパターンが出て悶絶されてました。 よく分からないけど、プレミアかな? BIGでしたが、もしかするとBIG確定演出とか。 そのBIGも技術介入度が抜群で、本当に楽しそうに打っておられました。 しかし―― 「今日はちょっと、早めに帰ろうと思います」 予定では16時あたりまで打てるということでしたが、残念ながら予定を早められるとのこと。 ここを15時に出る、ということは……あと1時間ですか。楽しめるといいですね。 時刻:不明(5G) H-BIG 枚数:45x ちっ、中中段白7が見たかったのに……って、あれれ?? 「先生、面白い出目が出たよ」 「それは……リプレイも否定で、1確じゃないですか!」 そう。先述もしたが、ここからはリプの可能性はなし。また、ビーナスの対応役にチェはないので1確。 ちなみに、この時点でのスイカこぼしの可能性はゼロ。その場合は、中段にチェが止まる。 まあ……「体験者は語る」ってヤツですわw それにしても、見たかったなあ中中段白7。 あ、この後の演出はハープ音ではなくメテオフラッシュでやんした。赤5連目確定♪ その上、その5連全てが早めに続いてきてくれたのが大きい。これで先生に追いついたかな? だが、しかし。追いつかれれば引き離す。ダブル先生とて黙ってはいないようだ。 普段は口数少な目の彼だが、ひとたびスイッチが入ると止まらない。 リーチ目を出した彼は、それに気付かない3人の方に歩み寄り、 「誰だ誰だ、あんな出目を出したのは誰だ? じゃ〜ん、俺でした〜」 などと言い捨てるが早いか、そのまま向かいのシマへと姿を消していった。 不思議とテンションの高い、そんなダブル先生に対してはたはたさんが、 「……あの小僧は、ちょっと調子に乗ってますね」 と、特徴ある笑みを浮かべて呟いたのが、面白かった。 まあ、ダブル先生のテンションが上がるのも無理はない。何たって、久しぶりのファウストデー。 まだまだ中盤にも差し掛かってないですよ。楽しんでいきまっしょい。 ――時刻は15時。別れを惜しみながら、はたはたさんは帝国を後にされました。 結局、今日も負けてしまったわけですが、しかし彼は満足そうでした。 「さっき(店員さんに)訊いたんですけど、駅までは大人の足だと15分程度だそうです」 そう言い残して、去っていくはたはたさん。やがて彼からメールが届き、無事駅に着いたとのこと。 しかし……何でも、強風が原因で運行停止中とか。マジで!? そのうち動き出したそうですが、1時間40分遅れの運行だとか……大丈夫かしら? 大丈夫かといえば、自分のファウスト。またハマりだしたよ……次はいつ引けるかねぇ……。 無音もスルーしちゃったし、引けない時は引けない。それがファウスト。厳しいっすわ。 時刻:15:43 H-BIG 枚数:45x だから、中中段白7が見たいんだって!ww 自分にしては珍しく、中押しの連発。しかし、1番見たい中段白7は見れず…… これはこれで、いい絵ではあるんだけどね。ちなみに中上段白7は、スイカ or ボーナス。 上段は結構出るってイメージだけど、何も今出てくれなくってもいいのにさ。むー。 しかし、この後。白7で揃えてハイパー確定アクション出現! 満足でした。 時刻:16:10 H-BIG 枚数:47x 本日2回目の、この形。できれば、ベル・ベル・FAUSTの確定目が見たかったが。 それはともかく、これで赤7連目。ようやくイーブンに戻したよ……長かった。 しかし、出玉はさっきのハマリで随分と削ってしまった。そしてそれは、実は3人ともそうだった。 そこから先生は何とか引き戻したって感じだけど、MR氏の追加投資はちょっと辛そう。 最初の勢いは一体どこへ? 俺が吸い取った覚えはないのだが……。 そんな彼が、何度目かのBIGを引いた時。面白いことをやらかした。 忘れた頃に落ちるんだよな、このチェリー。そういや第1回では、Gthさんが引いてたっけ。 確か、ちょうどJAC INしようと順押しして……止まったのはチェリー。結局はパンクしなかったはず。 なお、この後はダブル先生も引いてました。落ちる時は落ちる、BIG中チェリー。 しかし、見せ場としてはやはり、BIG中スイカ(1/5461.3)を引いてほしかったなあ……。 先生は引いたことあるそうですが。俺はないんだよなぁ、JACハズレ(1/65535)は引いたんだけどな。 まあ……引いたからといって、特典は全くないわけですが。自慢できるくらいしかね。 時刻:16:22 H-BIG 枚数:44x ハサミ打ちして、ゲチェナが止まって「あっ」と思った時には、既に中も停止。 つまりは演出なし。やっぱりコレが最大の魅力ですよ、演出なしからのリーチ目出現。 なお、この次Gにはヴィーナス降臨→ハープ音でしたが、めでたくハイパーで赤勝ち越しました。 いやいや、俺の赤連はまだ続くよ。マジで。 時刻:16:36 H-BIG 枚数:46x これは面白かった。この時、隣のMR氏とほぼ同時にヴィーナス降臨→左停止。 すると、2人とも同じ箇所→更に同時にハサミ打ち。その結果は……ご覧の通り。 ええ、MR氏は見事に小役でした♪ しかし、このズレ目。内心、ちょっとビビった。 時刻:17:11 H-BIG 枚数:1パン・36x 17回目にして初パンク。こんな展開は、ちょっと珍しいかも。 この2確からは直接揃えず、色々と演出を堪能した覚えが。でもSPサンダーは見れなかった……。 で、揃える時は赤を選択――すると、隣のMR氏も入ったという。 「ツボさん。久しぶりに、勝負しません?」 「よかろう……かかってこい!」 いつしかから始まった、自分とMR氏との同時ベット勝負。 これはメフィストでもやったことがあるのだが、なぜか決まって結果は同じ。 そして、この時も結果は同じ……そう。必ず自分が赤で、彼が青。逆もないし、引き分けたこともない。 もう何度やっただろうか……メフィストも入れて、5、6回ほど。それが全勝に終わっている。 「俺に勝とうなど、10年早えーんだよ」 「クッソ……」 なぜかね。不思議とね……ここぞという勝負は、彼には負けないんですよ。 ホント、何ででしょうね。 しかし、忘れてはならない強敵が、氏の隣にもう1人いる。 それがダブル先生。何と彼は、今日1日であり得ないことをやってのけた。 赤水晶だよ? それを3回、単に成立後に出せといわれても難しいとすら思う。 しかし、この男は……この男はそれを、3の3だと……それも成立Gで? マジか。 この他にも、演出面では彼が1番多彩ではあった。例えば、ガセジャッジ出したりとかね。 ジャッジ(テトラに7が、徐々に落ちてくるヤツ)はかなりアツい演出だが、確定ではない。 それは全員知っていたし、自分は過去に、他人の台で見たこともあった。 しかし、ねぇ。まさか6年ぶりに、この場で見ることができるとは思わなかった。 あと、久しぶりといえば……これも久々に見たなぁ。5年ぶりだったかな? もちろん、この前にリーチ目は察知してある。ちなみに、コレを出したのは自分。 成立後限定だけど、成立後にしてプレミア演出。他にも、オールキャストとかSPサンダーがそうか。 これらのプレミアを、ここ数年見なかったのは……リーチ目を察知できるようになった証。 ただ、それはそれで寂しく思えてしまう。しかし、これもまたファウストの魅力だろうか。 時刻:18:21 H-BIG 枚数:1パン・32x ついベットしてテトラが暗くなったけど、これはベル・スイカのツインナビ。 しかし、これまたスイカがテンパイして、ちょっとドキドキ。隣の2人にも煽られた。 「その形は、アヤしいんじゃないんですか?」 「スイカ揃っちゃうんじゃないの〜?」 しかし、執念でハズしたよ……そう。ハズれるんじゃない、ハズすの! ただ、それにしても今回もハマったなぁ。その上1パンとは、ちょっと堪えたわ。 【勝者は誰が】 それにしても……ホント。こうしてまた3人で、ファウストを楽しめるなんて最高です。 他の客もほとんどいないし、正に貸し切り状態。贅沢なひとときを過ごしてるなぁ。 たまに1人か2人やってきて、向かいのシマでパラディとか打ってたけど……音で丸分かりだし。 とはいえ、音で丸分かりなのはこちらとて同じ。確定時の重低音なんて、トイレからも聞こえますよ。 まあ、その重低音が最高ではあるんですけどね。ファウストは。 時刻:19:04 C-BIG 枚数:25x 投資:1k また微妙にハマり、遂に追加投資+更に青へと降格。泣きっ面に蜂とはこのことか。 赤連は11でストップかぁ……ていうか、何で追加投資してるんだろう? 俺、そんなに状況悪かったかな。それよりむしろ、隣のMR氏の方がよっぽど……。 正直、訊き難い状況ではあったのですが、どうやら投資額は50k間近とか。が、頑張れ! もう少し耐えれば、応援が駆けつけるから。死ぬなっ。 時刻:19:13 H-BIG 枚数:46x この出目が出した時、気が付けば中も止めちゃってたんだよね……。 しかし、まだ可能性はある。右でスイカがズレれば――っと、右を止めたら上段スイカ。 「あ〜、やっちゃったか……」 「……ツボさん、それってフラッシュないんじゃないですか?」 しかし、ダブル先生にそう言われ、ハッとする。た、確かにフラッシュしてねえ!? てことはスイカ否定=確定じゃないですか。更には1発で赤に返り咲き! ナイス展開。 そして、この頃。はるばる栃木から、応援が駆けつけてくれました。そう、kaiさんです。 実は、はたはたさんが帰られる頃に電話が入り、今日明日と空いているので――と言われてました。 ダブル先生とは、初日は会っていなかったので久しぶりでしたね。 さて。いよいよファウストデーも終盤。ここらでまた、一気に連荘といきたい――ね? 時刻:20:01 H-BIG 枚数:1パン・41x 投資:3k ま、またハマった……そして4回目の追加投資。額が少ないのが、不幸中の幸いか。 それはさておき、ここにきて魔法陣が見れるとは! 既に赤確定済みとはいえ、かなり嬉しい。 ここまでMR氏、そしてダブル先生と、2人とも魔法陣出してたからなぁ。俺も! と思ってたんだけど。 いやぁ、いいもの見れた。ありがたや、ありがたや。 時刻:20:14 H-BIG 枚数:1パン・39x 早めに引けた……けど、パンク続き。しかし、赤も続いたわけだし贅沢は言えない。 これは第3停止後のフラッシュで気付いたわけだけど、実は鉄板目。枠下ゲチェナ〜♪ 左上段白7+中中段7(色問わず)からの枠下ゲチェナは、リーチ目でやんす。素晴らしい。 そして、ここで今日2回目のハイパー確定アクション! うれすい。 ……さて。 終了2時間前を迎えたわけだが、1度ここらで状況を確認してみよう。 まず、自分。出玉はせいぜい600枚程度、しかし4度の追加投資にも拘わらず、総投資額は20本。 最初の青連で一時はどうなることかと思ったが、中盤の赤連で何とか事なきを得た感じ。 次に、ダブル先生。ついさっきまで、BIG回数が(自分と)抜きつ抜かれつを繰り返してた…… が。遂に均衡を破って頭3つほど出た! 既にBIG25回。出玉は1000枚弱くらいだろうか。 しかし、投資額は32本とのこと。収支面での逆転は、まだ考えられるはずだ。 そして、最後にMR氏。この男、さっきまで半死人だったというのに、ここにきてまさかの猛追撃! やはりコヤツは無視できる存在ではなかった。一時はBIG8回の差があったのに、もう4回差。 出玉の方も1箱と、もうこれ以上の追加投資はないだろう……と思われる。 ただ、投資額は最多の(確か)48本なので、今日のプラス収支は難しいだろう。 (あと2時間で――BIG8回。不可能ではないが、ちょっと難しいな……) 目標はBIG30回。理論上は設定1(BIG確率:1/240.9)でも十分可能だが、ちょっと厳しい。 当初は「3人で総BIG回数100回引きましょう」とダブル先生が張り切っていたけど……苦しいなぁ。 90、も難しい。ボーダーは80か? そうすると平均27回。それなら何とか、といったところ。 よっし、ここからラストスパート。頑張ろう! 時刻:20:45 H-BIG 枚数:43x こ、ここっ……これは!!? 我が最愛の2確! 左はビタ。そして気付くと、既に中は停止(大笑) そんな状況で、よくぞこの出目が……。 えっと。枠上白7の魅力をご存じない読者を想定して、今一度ここで解説を。いや、ぜひさせて下さい。 左リールの枠上白7停止は、小役ハズレ目。また、この形からの小役は斜めにしか揃わない。 従ってリプ・スイカハズレ目となる――が、実はリプレイの可能性があるのは3コマ以上スベった場合のみ。 つまり、この場合は左ビタであるため、スイカ or ボーナスとなる。そして、中を止めると下段スイカ。 もうお分かりでしょう。そう、この出目は「スイカハズレ目でスイカ単独テンパイ」であるにも拘わらず、2確! もちろん、左が3コマ以上スベっていても、これは2確に変わりはない。 だけどね。スイカ or ボーナスという出目で、スイカしかテンパってない。その上、左は枠上・下に7。 2つの7を蹴飛ばし、唯一の成立可能性を持つ小役のみがテンパイ。なのに2確……このシチュエーション。 「今日は、最高だ〜!!」 と、思わず枯れた声で叫んだ自分の気持ちも、少しは分かって頂けるはず。 ……しかし、何で枯れてたんだろう。俺の声。そんなにシャウトはしてなかったはずなのに……? いや。自覚がないだけで、実際はしてたのかな。記憶にない……(汗) 時刻:不明(8G) C-BIG 枚数:25x 連荘したっ……と思いきや。まさか、ここに来て再び転落とは……嗚呼。 しかし、このノーマルスイカ。「確定ではない」のが、またいい。故に激アツ。 そして、それを知った上で、全回転中に自信満々で写真を撮る自分。それを横目で見る2人。 「分かんないっすよ〜?」 「実はスイカだったりするんじゃないの?」 そう言われても、ボーナスを信じて止まない自分。ほら、左を止めると……上段白7! でもなぁ。せっかくの連荘が青だと、正直に言うと嬉しさは半分。うーん。 あと1時間強を残して、BIG24回。27回は何とか狙えるラインか―― やがて時刻は21時を過ぎ、次はまだ引けていない状態。だが、隣のMR氏の勢いは凄い。 気が付くと22回って、あと2回で追いつかれるし。更に隣のダブル先生は、現在26回。 彼のヒキなら、30回はいきそうな感じだが……どういうわけか、その場で席を立った。 「――すいません。飲まれたので、最後にビーナス打ってきます」 ……な、何ですって? 先生、まさかのリタイア――あの約1000枚を、BIG1回だけで一気に飲まれたのか。 残り1時間という状況で、さすがにもう追うことはできなかったか。彼らしくない幕切れだった。 だが、思えばダブル先生は、自分達より1日遅れての到着。まだ他の台が打ちたいと思ってもおかしくない。 意外な展開によって、最後はMR氏との一騎打ち。オフ最古の付き合い同士、雌雄を決しようではないか! 時刻:21:20 C-BIG 枚数:39x 本日3回目の、このチャンス目からのフラッシュ。ベル・ベル・FAUSTが見たいのに…… しかし、このチャレンジは凄かった。最初は青が続いたので、意気消沈していたのだが…… 「……どうせなら、楽しんでみるか」 と言いながらも、半ばヤケで右リールを夏目で隠す。そう、3択は完全に勘、いや運命に任せた。 すると、どうだろう。逆押し、中押し。たまには(JAC IN後に)順押し――どう打っても当たる。 確か、小役ゲームを18G消化した時点でハズシ1回、3択ミス……何と、2回(大笑) とにかく、3択が当たりまくる。隣のMR氏、逆隣で観戦するkaiさんと、3人で妙に笑ってしまう。 その後、4連続でミスをするも、無事にJAC IN。これはもしかして、もしかするんじゃないの? 「先生、ちょっと。ちょっと来て。歴史的瞬間を見せてやるから」 この時、確か自分はこう言った。今思えば、「歴史的瞬間」とは大袈裟だったと思うが。 実際、それは相手にも大袈裟に見られたのだろう。彼はテトラの、トリプルセヴンの色を見て、 「え、もしかして500枚超えたの?」 とか言ってきた。いや、それはちょっとあり得ないから(汗) 本当は、エンディングに出るテトラの水晶の色が、チャレンジでも赤になるところを見せたかった。 しかし……残念ながら一歩届かず。7セグに表示された数値は39だった。 それでも自己新だけどね。とはいえ、最後にもう1回でも……と思うとね。悔やまれる。 【そして決着】 閉店10分前に、蛍の光が流れてきた。 いつ聴いても切なく感じる、この曲。共に流れるアナウンスが、また切なさを引き立たせている。 そして――それ以上に自分は、この時の状況に対して切なさを感じていた。 時刻:22:00 ヤメ 枚数:114 最後の30分は、とにかくブン回した。ブン回しは自分には珍しいのだが、回し続けた。 閉店5分前。氏とのBIG回数は遂に25と並び、雌雄を決すべく最後の勝負と決め込んでいた。 だが……最後に引いたのは、MR氏だった。テトラにはベル・スイカ降臨、順押しでベルテンパイ。 しかし、第3停止でベルハズレ。これが決定打となり、最後に抜かれた。 「我が生涯に、一片の悔い無し!」 と言って、ラ王(日清)のように右手を上げる彼の様は、見ていて何とも憎らしかった(苦笑) 一方、自分は無理矢理に近い速度で回し、飲ませ続けたのだが、無情のタイムリミット。 何だよ。俺は飲ませ切ることもできないのか……BIG回数も氏に抜かれ、何とも中途半端な最期だ。 敢えて言うなら――1本回収して、収支は-19000円。低投資、収支面ではトップに立った。 MR氏は終盤の大挽回で2箱獲得、しかし8枚交換というギャップによりマイナス収支。 差枚数ではプラスだったらしいが、そこはそこ。勝負の厳しさってヤツです。 結局、出玉面ではMR氏。BIG回数では……2人同率だが、1時間短い期間で引けたダブル先生に軍配か。 (結局のところ、3人ともよくやった……ってトコかな) とは、結論ではなく、自分に言い聞かせる言葉だった――というのは、ここだけの話。 それにしても、見事に3人とも打ち切ったね。先生は1時間ほどビーナスではあったけどさ。 正直、自分は1人くらい爆死するのでは……と思っていたけど。無事に終わってよかった。 実戦終了後は、kaiさんの運転で仙台方面に行ってみた。 目的は牛タン――だったのだが、よさげな店がなかなか見つからない。 ひたすら走り続け、エンパイヤを出発して1時間が経過。未だ目的地は確定せず。 「こうなったら、さっき見かけた焼肉屋にしようよ」 と、自分だったかの提案により、仕方なく引き返すことに。 やがて、その焼肉屋に到着し、車を降りる3人。kaiさんは――経費節約のため、食べないとか(汗) 結局、3人だけで入店。結構、内装もキレイで肉もうまい店でした。サーモンもうまかった。 いやしかし、このサーモンがですね。醤油をつけるべきものを、3人とも焼肉のタレ(甘口)で賞味しちゃって。 もちろん、間違えちゃったんですが……全く、誰だよ最初に食べたのは……あっ俺か……。 それでも、不思議とうまかった。ただ、わさびがあるにも拘わらず、甘く感じる時点で疑うべきではあった。 他にも、煙が凄すぎて対面の顔が見えないほどだったとか……色々あったね。 食後は宿泊施設、即ち漫画喫茶へ向かう一行。ツイてることに、焼肉屋の向かいにありました。 で、kaiさんはどうするのかな、と訊くと、 「車の中で寝てますから。朝になったも寝ているようなら、起こして下さい」 だって……あ、あまりにも悲しい……。 いくら車の修理費のために節約するといっても、なあ。しかし、ご自身がそう言うのでは仕方がない。 3人で漫喫に入り、宮城最期の夜を明かす。そうか、もう明日で最後か――。 (明日は、東京から空路を行くか。そうしないと帰れなさそうだし) そのためには、明日の昼にはエンパイヤを出たい。 ただ、そうなると明日の実戦時間は2時間限り。楽しめればいいんだけどなぁ……。 思えば早かった3日間、そして明日は最後の帝国決戦。さて、どうなるやら―― 総投資額:20000円、総獲得額:1000円 |
機種名 | 投資額 | H-BIG | C-REG | 回収額 | 収支 |
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ファウスト | 20k | 15 | 10 | 1.0k | -19.0k |