林野の詩・あとがき
はじめに。
この作品を、天国にいるであろう我が愛犬・チッチに捧ぐ――
さて。自分としては異色の作品(と呼べる代物かは別として)だと思います。いかが
だったでしょうか?
確かに、このタイプって読みにくいと思うんですよね〜……更に、書きにくい……と
思ったら、これが実は、そうでもないんだよな。普段使わない漢字を使っていくだけで、
こういう「かたい」表現ってできるものだと思います。ただ、それがこれでちゃんとできた
かって言われると、全く何も言えなくなってしまうのですが……(^^;)
ただ、個人的にはこれ、今年の7月13日(チッチの命日)に完結させたかったのです。
しかし、かくも大学の前期試験というものは、容易くも我が野望を打ち砕くのであった…
…ガックシ。くそう、せっかくちゃんと短く書けるように設定したのにぃ。
しかし、「彼」の母親がガンで死ぬ場面は、自分で書くのが嫌になりました。どうも、
こういう哀しい場面というのは書き慣れてませんから……自分がモデルであるキャラが、
不幸になる場面なら書き慣れて(むしろ、書きやすい)ますが(^^;)
この母親のモデルというのが……どこでだったかなぁ? ダイオキシンを含んだゴミを
食べて、腹部に腫瘍ができたタヌキの写真というのを、見たことがあるのですが……実
は、それを見たのがこれを書くきっかけだったりします。
動物達って、人間をどういう目で見ているんだろう――
そう、ふと思ったことってありませんか?
補足:どうも、最後のページってのが、平均の倍以上の量を書いてしまいがちなんで
すよね。これといい、チッチといい。あと木星〜も例外ではありません。何でかな?
現在、カウンターは6439。う〜ん、1周年内に10000HITは難しいか?
98.12.14
AM1:03 作者
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