妻の妊娠に共感する夫の父親としてのあり方。
これから父親になろうとする男性の中には、妻の妊娠に共感するあまり、身体と心に変調をきたす人がいます。カナダで行われた調査によると、妊娠中の妻を持つ夫が感じる「共感による痛み」は、身体的な変化とホルモン上の変化に結びついていると『CBS News』は伝えています。もちろん、女性が妊娠中と出産時に耐えなければならない不快と苦しみには到底及びません。しかし、「共感による痛み」がいわば「本物の痛み」になって、子どもの誕生前後に、できるだけ長く妻のそばにいたいと思う男性が増えています。たとえば『Electronic Telegraph』の記事によれば、イギリスでは男性もさらに多くの育児休暇を要求するようになっており、英国政府は男性に対して、子どもの誕生後2週間を有給休暇として与える案を検討中だということです。

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