DAY7 Transfer to MONUMENT VALLEY (UTAH)
ひたすら荒野に真っ直ぐな道をぐんぐん進むと、モニュメントの岩々が見えてきた。 わーお、映画で見たまんまやー。 夕日に染まるモニュメントバレーはとってもスケールが大きくて幸せな気分。 今日はジープツアーと乗馬に別れて観光。 乗馬に行ったのはジェリーとTの2人だけで、スモーキーバニーがどうのこうのと楽しそうやった。 残りのみんなはインディアンのトムさんの案内でガタピシいうジープに乗り込んだ。 ジープのカセットからいかにもインディアン民族曲のような歌が流れていて、おじさんも一緒に口ずさんだりなんかしてる。 さしずめ日本の演歌といった所でせう。「海はぁ〜よぉ〜 」ってな感じかなーとNAOMIと大ウケ。 おじさんは得意気に岩(ビュート)を紹介して「ピクチャータイム」をとってくれる。 いい人や。 一番心に残ったのは、三つの細長い岩からなる「スリーシスターズ」。 夕日をバックに3人のシスターがお祈りを捧げている様に見えるから、こう呼ばれているらしい。 そしてモニュメントバレーの象徴でもある、「ミトンビュート」は2つのミトン形の岩がにょきにょきと大地からはみ出て、ちゃんと両手の親指が内側になっているんやから笑える。 砂漠と岩の間を砂埃をあげながら更に進むと、一軒のほったて小屋… いやいや、インディアンの住居、ティピがあった。 むむむ… 何かがある予感だ。 ジープのおじさんが「ここではインディアンの生活を垣間見る事が出来るのだ!」と案内してくれた直径2m程の小さなTeepeeには、一人のおばあさんが編み物(織物)みたいな物をただひたすら作っていた。 かたわらには年老いたネコが私たちを無視して眠りコケてる。 おばあさんも全くコビることなく仕事を続けていた。 そこに私たちはチップを置いていくのが礼儀だと言われていたのでひとしきり説明を聞くと、チップ分ぐらいは写真を撮らねばとパチパチして外に出た。 外は明るいのに、妙に中は狭くて暗かったのを覚えている。 あのおばあさんは一日中、そして毎日ああして織物を作っているのだろうか。 いや、もしかしたら私たち旅行者が来る時だけいかにもああしてるのかも。 真相はわからんけど、どうでもいいわ。それから行ったインディアンホールと呼ばれる集会所にはかつてのインディアン達の残した壁画や楽器みたいなのが残されてあった。 ドーム状になった天井には自然に出来た完璧な丸い穴があいていて、仰向けに寝転がるとその穴から月が見えるのだとか。 みんなで寝転がったところでピクチャータイム。
テントは最高に眺めのいい所を陣取った。 予測が正しければ朝日がテントの入り口から見えるハズや。 明日はモニュメントをバックに朝日を見るでー。 明日のサンライズは5時。
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