アメリカ横断日記

DAY6 Full day at LAKE POWELL (UTAH)

スピードボートでナチュラルアーチを見に行く。 途中の赤茶けた岩々はいろんな形に見えて、想像力が爆発や。 ばかでかいブーツや人の顔や… 雨風の侵食で自然にできたナチュラルアーチは年月と共になめらかに形を現わしていた。 信じられないほど完璧なアーチ型に、自然ってスゴイなー。と言いつつ記念撮影。 夜はちょっと冷えたけど砂の上のテントはマットいらずで快適。 私とNAOMIのテントの近くにT&ジェリーがテントを張っていて、彼らの話し声を聞きながら 「やっぱりTって喋り方も攻撃的よなー。」なんて言ってたら、「おまえらオレの悪口ゆうてるやろ!」 (もちろん大阪弁ではない)ホンマ地獄耳な奴や。 「No,No.Goodnight,sleep tight!」 朝、Tが言った言葉にラスベガスでの確信を得た。 「やっぱりハダカで寝るのは寒いで。」 世界にはいろんな生活習慣をお持ちの方がいるものです… オーストラリア人のカップル、ロス&リンは何かとグループのリーダー的な存在で目立つんやけど、彼らの英語に慣れるのも一苦労やった。 OKは“オーケー”じゃなく“オ・カーイ”やし、数字の8は“アイト”になるし。 あれはリンと食器を洗ってた時のこと。 「そこのパイパー取って。」と言われ、「ん、パイパー?何やそれ…」と悩んでたら、“ペイパータオル”の事やったりする。 そんなオージーイングリッシュよりもびびったのは、彼女が洗剤でいっぱいのヌルヌルした食器をそのまま“パイパー”で拭いてるじゃあないの。つまり“すすぐ”と言う作業をしーひんし、他の皆さんも気にしてへん様子。 日本人には耐え難いものがあったものの、「また水場からすすぐ為の水を汲んでくるの面倒やし…まいっか。」郷に入れば郷に従うのである。 そ、今夜の夕食は私たちナオミ&リエが当番で、チャーハンと野菜のスープを作った。 これならベジタリアンのANNAに別のメニューを考えなくていいやん。 サエてる日本人の心遣いなのよん。


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