DAY3 Transfer to GRAND CANYON(ARIZONO) via DURANGO
昨夜は少しナーバスになっていた。 だって私ら二人ともイビキをかくからタチ悪いねん。 一応ルームメイトの彼らにイビキの事はお断りを入れといた。 NAOMIには 「うつ伏せやったらイビキはたてへん。」との信条を述べていた私は、明け方うつらうつら目覚めた時、「あ、うつ伏せにならな…」と気にはしてたものの、しっかり“イビキ”は存在していたらしい。 私の信条はもろくも崩れ去ったのである。 NAOMIはあせって「イビキかいてんで」と言わんがごとく私の腕を持ち上げたが、それは彼女を思いっ切りウケさせてしまうに終わった。 その時私は彼らのベッドの方に寝返りをうって、うっすら目を開けてみた。 Tがこっちサイドで寝てて、Tシャツを来ててその下は…何もはいてない状態に見えたのである。 つまり、えらいモノを見てしまった様な。 いやいや、きっと寝ぼけてるんや、暗いし。 しかしその真相は数日後のTの一言で明らかになる。
朝。 おはよう、みんな。 ジェリーはパンツいっちょで寝グセがとってもキュートやーん。 うーん、今日は超SUPERウルトラ暑いのでホテルのプールで泳ぐとしよう。 いかにも軍隊のいかついお兄ちゃん達が、これまた露骨に水着ギャルにナンパ攻撃をしかけてて面白かった。 次の目的地、グランドキャニオンに行く途中のデュランゴで、アメリカ最大のダムを見学した後、5時間程でキャニオンに到着。 ここはやっぱりスゴイバナナであった。 久しぶりに日本人観光客にも会った。 そうか、ここは観光地やったのを忘れてたで。 みんなが、ホラホラ日本人がおるで、とご丁寧に教えてくれるがそういうのに限って中国人やったりする。 ひととおりいろんな側からキャニオンを眺めた後、キャンプサイトに向かう。 そこで同じ様なキャンパー達と遭遇。 それは以前に行こうかと思っていたTREK AMERICAのツアーで、ニューヨークからロスに向かっている所だと、いかにもリーダーらしい男の人とロビンが話しをしていた。 VANはAMERICAN ADVENTURE の方が新しくキレイで、勝ったな。って感じ。 グループは男性が多くてワイルドな感じやった。 私たちのグループは、キャリンとTが18歳なのを除いて他はだいたい20代後半で、年齢や性別など一応に考慮してグループは組まれているんやろう。
キャニオンのキャンプサイトは水場もトイレも遠くて不便なのに、これまた運悪く私とNAOMIに洗い物当番が回ってきてしまった。 まずはタンクに水をつめて運ばないといけないし、何度往復することになるやら… テントを張るのは明るいうちに、が原則。 食事担当以外は自由行動となる訳やけど、何せ何もする事がない。 少し北上しただけでかなり冷える夜だった。 シャワーは施設によってはお金が必要な所もあって、ここはクォーター(25¢)で1分もしない内に切れてまうし、尚且つHOT WATERは一度に数人が使うと水になると言う有り様。 超寒い目にあったで。
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