愛犬チッチ・あとがき
 

   終わった……。翌日(というか、今日か)がオフでなければ、こんなに書けなかった。
   どうも、作者です。一応、これが3作目の完結となります。エッセイは初めて書いた
  んですが……いまいち、エッセイになってないような?
   まあ、何度も書きますが、これはエッセイです(……寝ぼけてんのか、俺?)つまり、
  全てノンフィクションです。やつが言われた通り財布を拾ってきたことも、足に抱きつい
  てくることも、タイムリー(?)に私が「もう1度会おう」などと約束したのも……全て実話
  です。いや、何カ所か、話の流れとしてセリフを作った部分があるかもしれませんが…
  …実際も、似たようなこと言ってます。
   ただ、これ読むとうちの家族構成がもろに分かってしまうんだよな……でも、チッチの
  話は書いてみたかったので……。今思うと、話を書くために生まれてきたような愉快な
  犬だったが。
   ちなみに最後の部分で、1つだけ書かなかった私のセリフがあります。父親との、チッ
  チの容体を聞くシーンで……
  「もっと早くにはねられておけば……」
   なぜかというと、やつは走っている車の方に走っていく(というか、車が来てよけよう
  とすると、逆の方向に走ってしまう)習性があったのです。だから若い時に、体力があ
  るうちに「車とは恐いのだ」ということを知ってほしかったのです。
   もちろん、これを聞いた父親は「何で?」と怪訝の声を出したのですが……まさか事
  故死で逝ってしまうとはな……逝くのが早すぎるわ、馬鹿者が(怒)。
   やつが死んで1週間くらい、私は特に車に注意するようになりました。父親の言葉が
  頭から離れなかったのです。ちなみに、「1つの大きな試験」の成績結果は「A」でした。
  やつのせいで留年(これを落としていたら留年だった)したとあっちゃ、あの世で顔向け
  できませんからね(苦笑)。あと、「動物・子供が好き」とありますが、この件以来、猫に
  対する愛護(?)が激減したのはいうまでもありません。夏に帰ったとき、その猫とやら
  を見かけましたが……どうしてくれようか(爆)。
   まあ、駄文ゆえ、これを読んでどのような感想を持たれるのか分かりませんが、でき
  ればやつのアホさをシルエットに浮かべて、笑ってやって下さい。それが明るく愉快だ
  った、やつに対する最高の供養だと私は思います。
   さて、次回こそは長編1つアップさせるか。とはいえまだ277枚。予定まであと63枚…
  …頑張ります(汗)。

   P.S.これ書いてる時点でアクセスカウンター306。300HITは我が1番弟子こと白夜
       さんでした。

                             98.3.26 AM1:31 作者
 
 



 
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