GREAT KEPPEL ISLAND

オーストラリアに行った目的はダイビングの免許を取るため。 その前に立ち寄った小さな島グレートケッペルアイランドは最高やった。 ロックハンプトンと言う町から船でやっとついた所はまるで無人島のように 小さくて桟橋さえもなかった。だから、みんな浅瀬で裸足になって島に降り立つしかない。 私はそこのユースホステルに泊まってんけど、他にも宿泊施設は2軒ぐらいしかないらしい。 島はホント自然のままで、リザード(トカゲのでっかいやつ)やポッサムにいやでも会える。 時間が信じられへんほどノンビリと流れて、いつまでも島にいたい気がした。 そこで、はじめて経験したシュノーケルはもぉ〜最高! スティングレイって言う エイの仲間が一杯いて、他の魚たちにも近寄れる。 おお〜っ これがダイビングに なるとどうなんねん?? と夢中で泳いでると、B面(背中)だけが焼けた。 みなさん、気を付けましょう。
DATA
*ポッサム*
オーストラリアと言えば”コアラ”に”カンガルー”と思っていませんか? もちろん代表的な動物ですが、ここにはもっと珍しいポッサムがいるのです。 彼らは夜行性でカンガルーと同じ有袋動物。おとなしいのでなかなかお目には かかれない。

TOWNSVILLE

旅の目的、ダイビングの免許を取るためタウンズビルの”マイクボールエクスペディション” の一週間コースに入った。 PADIの取得に必要な授業と実習をびっちり受けるこのコースは ユースの宿泊がついてAUD$390。三日で取れる所もあるが、命がけのスポーツなだけに、 しっかりした所を選ぶ。 まだ、死にたくないもんね〜。 観光地で取るより、落ち着いて 勉強できるし、ロケーションもばっちり。 分厚い教科書を借りて、授業が始まった。
いっしょのクラスにはドイツ人やアメリカ人、香港人と結構インターナショナル。 日本人とドイツ人は中でも英語がちょっと怪しいというのに、この二人がバディを 組んだから大変である。 授業と試験は何とかこなしたものの、プール実習が笑えた。 ドイツ人のバスチャンはちょっとおっちょこちょいのところがあって、水に潜る前から 耳抜きをしたり、水中でいきなりレギュレータをはずしたり・・・ でも何とか 海洋実習を終えてライセンスカードを手にしたときは感激やったな〜! それに、はじめての海洋実習でマンタに会えたんやから超ついてる。 二匹の 3メーター以上もあるマンタがリーフのまわりを旋回してたのを見れたのである。 私がスキューバダイビングにハマったのも当たり前やね。それから調子に乗って 3日間のボートダイブに行く。これでアドバンスのライセンスを取ろうというワケ。 なかなか、ハードな3日間。何せ、ずーっと揺れてるから酔うねんな〜。 でも、潜ってるときだけはなんとか平気や。ボートの朝は早くて5時ぐらいにたたき起こされ 、いきなり30メーター潜る。んでもって、朝食を摂って潜る。上がったら昼食。潜る。 しばらくして夕食。そしてナイトダイブ。 もう、気持ち悪〜って感じ。3日目に上陸しても 体が揺れてた。 潜るのはやっぱり日に2〜3本ぐらいにしておこう。ね
DATA
*PADI*
MIKEBALL EXPEDISIONはおすすめ。インストラクターもしっかりしていて、 安心のゴールドカードが発行される。実習用のプールや教室も設備が 整っていて、ケーブダイブのプールもある。 オープンウォーターはもちろん、 インストラクターやレスキューのコースも選べる。 ダイビングだけは 時間をかけてしっかり学んでほしい。

*オージーなまり*
”A”を”アイ”と発音するのがくせもの。 ”トゥデイ”が”トゥダイ” になり、サンキューなんかは”タ!”になる。慣れるには時間がかかるが、 こっちがちゃんと発音しても通じるので、本人はなまってることに 気づいてないと思われる。

BUNDABERG

ケアンズで珊瑚の産卵を見そびれた私は、この町でウミガメの産卵を見れることを 聞き、さっそくツアーに入った。 バスで延々走ってついたところは保護区に なっていて、一般には入れなくなっている。 ここで自然のウミガメが産卵できるように レンジャーの皆さんがいつも見張っているそうな。産卵の時間はだいたい夜の7時から 9時で、結局その日は9時までじっとウミガメを待った。 懐中電灯などで彼らを びびらせてはいけないので、真っ暗の海辺を静かにレンジャーについていった。 いろんな種類のウミガメが来るビーチやけど、今夜は”グリーンタートル”と言う のがやって来た。 たっぷり時間をかけて卵を生み続けてる彼女の目から涙・・・ でもレンジャーの話では涙じゃないらしい。 いいやん、せっかくドラマチックや ねんから涙で。 やっと産卵を終えて砂を一生懸命かけてるけど、イライラするほど 時間がかかる。 大阪人はイラチやねん。 そしたら、「卵を運ぶから手伝え」と言う。 その場所では鳥や他の天敵に襲われたり、ふ化してもうまく海までたどり着けない ので別の安全な場所へ移動するのだ。みんなで、卵を2個づつ丁寧に持って運んだ。 ほっこり暖かくて、殻がペコペコしててビックリ。
DATA
*エコツアー*
自然が一杯の国ならではのエコツアーは必ず貴重な経験になるはず。 海のものから山のものまで、ちょっとコワイ気もするけど勇気を出して行ってみよう。 自然を本当に大切にしている国民。尊敬いたします。

*ユースホステル*
アメリカやカナダは比較的不便な所にあるが安いのがウリのユースホステル。 ここオーストラリアではグレイハウンドのバス停から近かったり、移動に 便利な所にあるのでとっても助かる。いろんな国の旅行者と知り合えるし、 情報交換も出来る。バックパッカーズも少し汚いけど、安くて使える。

に戻る