ツアーメンバー紹介

アメリカ大陸横断キャンピング21日間の旅日記
( ロサンゼルス〜ニューヨークまで 17州 )

ワーキングホリデーでカナダのリゾートホテルに働いていた私は、
ずっと前から大陸横断のツアーに行こうと決めていた。
一人でも行くつもりやってんけど、たまたま職場で知り合った
関西出身のNAOMIにその事を話したのは、チャリンコで
ジャスパーの町をうろうろしていた時や。
「あたしなぁ、この夏の仕事が終わったらアメリカの横断旅行にいくねん。」
「うそー、ええなそれ。あたしも行きたいわ。」 「行く?」 「行く。」
てな訳で契約成立、 月日はドタバタと過ぎ私たちはカナダを後にした。
ツアーは3週間で10万円程度。宿泊はテント、
移動は天井に器材が積める中型のVANや。
本格的なキャンプは初めてで少し不安やったけど、
寝袋だけを用意すればいいと言う気軽さに期待がふくらんだ。
さあ、いよいよ旅の始まりや!

DAY1 StartfromLAX (CALIFORNIA)

朝、RED LION ホテルのロビーで初の顔合わせでドキドキする。 どんな人たちが来るのか… 結局全部で12人のパーティでとってもインターナショナル。 何せアメリカを観たい人達やから、あらゆる国からいらっしゃってます。 女性がほとんどで一番印象に残ったのがフランスから来たキャリン。 確か彼女のお父さんが見送りに来ていてあまり英語は得意じゃないらしく、日本人の私たちの方がウマイ?!かも。 18歳の彼女は華奢で話す時の手つきがとってもおフランス。 オランダから来たのっぽのジェリー。口ヒゲが神経質そうに思えたけど、実はいい奴やったな〜。 唯一のカップルはオーストラリアから来たロス&リン。 ロスは背が高く整った顔立ちをしていて、坊っちゃんガリにした金髪がますますぼっちゃん風を強調してるみたい。 顔がくるくる変わって表情豊かなリンは小柄でショートカットがチャキチャキしてた。 2人組みで参加のハニーとエルシーはスイスから。 背が高くて目の大きいハニーはショートカットがとってもクール。 対してエルシーは細くてふわふわの長い髪が女の子らしくておとなしそう。 この二人も英語はイマイチで同じドイツ語ゾーンのジェリーとは話が合うみたいや。 東洋人のグレイシーには思わず「あ、日本人や。」と思ったが、香港人と聞いて何故かほっとした。 彼女は背が低いので若く見えるけどグループ内でも一番年上だった。(と言っても31歳) 攻撃的な強い目をしてる長髪の少年はイスラエルから来た。 難しい名前なので誰もが縮めて “T”と呼んでたし、呼ばせてたのもあった。 いまだに彼の本名を発音できない… そして我々日本人のりえちゃん&なおみちゃんだ。 よくもまぁこんなにいろんな種類の人間が集まったもんだと思う反面、これから3週間も仲良く旅して行けるんかと心配にもなった。 あ!いかん、いかん。 イギリスから来たクールANNAを忘れてはいけませんネ。 金髪に青い目の彼女は落ち着いてて大人ねーって感じ。 確か初めに一生懸命話をしてくれたのは彼女だったと思う。 そしてこれから私たちを連れまわすツアーリーダーはもちろんアメリカ人だ。 私は少しガッカリした。 だって女の人やねんもん。 どんな時にも頼りになるたくましい男のツアーリーダーを想像してたから。でもそんな不安はすぐに吹っ飛んだ。 ロビンはいかにも強い女って感じで髪はパサパサ、短パンにカウボーイハットをかぶり乗ってきたのがこれからお世話になる12人乗りのVAN。 手際よくオリエンテーションを済ませ荷物をルーフに乗っける。 おー、たくましいアメリカ女性だ。あ―良かった。 あまりみんなと知り合う時間もなく HIT THE ROAD、いざ 出発! 私とNAOMIは後ろの席を陣取った。日本人は最後列がスキ。 ロスの観光地と言えば、“チャイニーズシアター”。お決まりではあるけど映画スターの足型、手形を自分のと比べては「でかいなー。」とか「小さいなー。」とか言って写真を撮る。次の目的地ディズニーランドの近くで初めてのテント張りや。 簡単に組み立てられる二人用のテントを貸してくれる。 共同生活にはいろいろルールがあって、みんな良く協力して来たと思う。 とりあえずキャンプサイトに今夜の寝床を確保してディズニーランドへ。 私はLAXのは2回行ったから初めてのキャリンとグレイシーと行動を共に、新しく出来たTOON TOWNでミッキーやプルートと写真を撮るなどとっても正しいディズニーランドの過ごし方やで。 キャリンは日本人も真っ青の写真魔で、まだ1日目やのに異常に撮りまくっていた。 彼女のフイルムはガンガン消費されるのであります。 歩き回って疲れて帰ってきたのに、寝床はテントで寝袋ときた。 よけい疲れがたまりそうやと思っているのもつかの間、食事の用意をしなければいけない。 食事はローテーションになっており、一日目と言うことでロビンが料理してくれた。 いろんな国の庶民的な味が楽しめるのもこのツアーの魅力の一つだと言える。 食事で大変だったのはANNAである。 彼女はベジタリアンだったのやー。 彼女の皿から肉類を除くのはもちろん、一緒に炒めたり煮込んだりするのもアカンからな。 10月ともなると西海岸といえども夜は結構冷える。 ガスバーナーの薄暗い電灯の明かりで冷めかけの夕食。 少しひもじいとも言えるけどこれぞキャンプ、いろいろ不便でデラックスじゃないところが良いのだー。 とか言っても慣れるには少し時間がかかる。 頭では覚悟してても、実際に経験するのとでは全然違ったりする。 暗くなるとこれといって何もやる事がなく、まだみんなとおしゃべりする程親しくもないし、はよ寝よかって感じになってしまう。 明日に備えて、とっととテントに入り寝袋に潜り込んでみる。 地面に1cmほどの厚さの細長いマットをひいてそこに寝るけど、はみ出るっちゅうねん。 かなり硬く感じるし寝返りがうてないのもキツイ。 熟睡は到底出来そうにもないが、これからの長い旅路にワクワクしながら眠った。


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