8/11（土）
今日から夏期休暇。今年は前半に旅打ちを行い、後半は実家で疲れを癒す計画だ。
本来は、また小倉に行って夢の続きを見る予定だったが……長い夢も、いつかは醒めるもの。
残念ながら、今年５月をもって閉店となってしまった。さらばパトランプ、さらばAPEX――
従って、予定を変更して「帝国２日→大根２日」というルートを取ることにした。
これはこれで楽しめそうだが……果たして、前回以上の見せ場を作ることはできるのか？
【失敗】
今回も問題なく起床し、38ヶ月連続となる遠征へと旅立つ準備が整った。
そして愛車を駆って空港へと向かう――が、空港に到着した時点で、過ちに気が付いた。
今回は帰省も兼ねており、その期間は７泊８日。つまり、８日間駐車場を使うことになる。
１日の使用料が800円だから……で、タクシーを使った場合の片道が、約1800円……？
はい、どう考えても損です。今までこの点には注意していたのに、惰性で社宅を出たのだろうか。
いきなり鬱になるも、まずは羽田に向かわなければならない。
徳島に戻ってからのことを考えると悲しいが、今日から４日間は楽しまねば。
そう気持ちを切り替えて、ダブル先生と落ち合う場所である、上野駅までやってきた。
前回は彼の方が早かったが、今日は自分の方が先に着いたらしい。
今のうちに、新幹線の切符でも買うか――と、いざ購入してみると、何と既に指定席が満席だとか。
しかし「立ち席」は残っているそうで、何とか予定の便に乗ることはできそうだ。
やがて先生が姿を現し、彼に事情を説明する。先生も無事に切符を購入し、２人は新幹線のホームへと向かった。
因縁の全車指定席（苦笑）
先月は参った……まさか、全車指定席だとは思わなかったし。
そもそも、そういう新幹線が存在するということすら知らなかったから、問題の回避のしようがなかった。
まあ、その先月の苦い体験があるからこそ、今回はしっかり対策できたわけだが……いやいや。
10時02分発の「はやて」。これに乗れば、目的の仙台までは２駅で到着する。
すこぶる速いのはいいのだが、何分立ったままというのは、少々きつかった。
たまらずに床に座ったら座ったで、今度はケツが痛くなる始末。立って座っての繰り返し。
しかし、我慢した甲斐あって、仙台には11時37分に到着。速いなあ。
最後にシティラビットに乗り換えて、最終目的地の大河原には12時15分に到着した。
kaiさんの車に乗って、初めてここに来た時は18時過ぎてたっけなあ……それも、５時前に出発して。
14時間かけて、夢にまで見たエンパイヤに向かったんだよな。それが今回は、たったの６時間。
のんびり行くのも旅の楽しさだけど、打てる時間を考えると、やっぱり早い方がいいかもね。
【AT機対決】
予定通りの時刻に、大河原駅に到着した２人。
いつもなら、ここからのんびりエンパイヤまで歩いていくのだが――
「暑いですから、タクシーを使いましょうか」
「そうだな……」
結局、先月に続いてタクシーを使うことに。おかげで、より早くエンパイヤに到着できた。
店内に入ると、先客は３人くらい？――で、まずはご店主に迎えられた。
今回、２人が予約したのは「一撃帝王」が先生、そして自分が「ダブルフェイス」。
共にサミー系のAT機だが、最初は半分ネタで選択したのに、何だよ。先生に打ってほしいなぁｗ
ダブルフェイス（人）と共に、ダブルフェイス（台）を打つ。ややこしいったらありゃしないｗｗ
しかし、自分が望んだ（苦笑）展開だから、仕方がない。ややこしくても、ちゃんと書きますよ。ええ。
先月同様、まずは設定クジを引く――自分が黒、先生が白、だったかな。
ちなみに前回の設定は、ファウストが６、メフィストが４と、おおよそ２人の予想通りの内容だったようだ。
今回の設定値は……もちろん、まだ訊いてない。実戦後までのお楽しみであります。
かくして、遥か北の地にて、時代遅れの爆裂AT機対決の火蓋が切られた。
（注：話は全く変わりますが、『火蓋が切って落とされる』とは、間違った日本語だそうです）
２人とも、前回の貯玉が5000枚以上あるから、まず安心して楽しめるのだろうが……。
問題は、早くに初当たりを引けるかどうか。全飲まれは考えにくいにしろ、モチベが下がｒ
……おや？
えっと、開始12G目のこと。15枚役のナビが……ハズれた、ようでありますですよ。
太陽が赤７、月が青７、をそれぞれ目押しすればいいはず。それでいて、15枚役（土星）は否定。
おやまあ、早速入りましたか。よく分からんけど、とにかくBIGが引けてよかっ――あれ？
ベットしたら、左上のランプが点灯。ATですか？ 設定変更後のモーニングってヤシですか？
しかも、そのAT中にBGM消えるし（ランプ消灯せず）。ダブルフェイスにバケはなし、故にBIGでした。
BIG中の消化手順については、先生、もといダブルフェイス氏に教わったｗ
自分が知っていたのは、ハズシ手順だけ……とはいえ、それで十分な感もあったけどね。
しかしこの台、BIGにATと、BGMは私的になかなかいい感じ。これだけでも、この台を打った甲斐はあったか。
BIGを普通にこなしてからは、38Gで再びBIGと上々の出だし。
一方、ダブル先生はというと……まあ、相手が相手だしな。まだ引けてませんでした。
先生、AVデビュー（嘘）
Audio Visual……でもなく、単なるハズレ。AT役の「A」と「V」が、たまたま面白く止まっただけ。
まずはバケかATを引きたいところだが、そこは彼の強力なヒキで、きっとどうにかなるだろう。
さて。自分はというと、モーニング的な単発AT＋BIG２発の後は、しばらくだんまり。
しかし、やがて３回目のサイレン、というかウルトラスターラッシュの抽選音が鳴り響きだした。
このダブルフェイスの最大のウリは、「シマ一斉抽選」するという、もう１つのATにある。
それが、ウルトラスターラッシュ――しかし、稼動のない台は当選しないという仕様のようだ。
逆に、稼動があればあるほど当選しやすく、またロングになりやすい――という、斬新なATなわけ。
これを１度でも体験したいと思っていたのだが、何と３回目の抽選に、あっさり当選してしまった。
ランプの下、☆が光っているのがウルトラの証。
ウルトラの証っつっても、ウルトラ○ンじゃないよ。あれは３分間しか続かないから（機械割０％）。
このウルトラが、54Gほど続いてくれた。出玉性能としては、なかなかな感じ、か。
BGMは通常AT（スターラッシュ）と違って、宇宙遊泳してる感じ。ほのぼのとしてた。
しかし、あろうことかウルトラの動画を取り損ねたんだな。もう１回くらい引けるだろうか。
【まったりと】
ようやく先生にも、バケや単発ATが引け始めた。
噂の名曲「一撃帝王の単発AT」のBGMを初めて聴いたわけだが――まあ、確かにいいね。
しかし、どういうわけか個人的には、ダブルフェイスのスターラッシュの方が好み。
音調が激しいタイプが好きなのかな。DQ3のゾーマ戦なんて、未だ忘れられないしな。
それはさておき――ヒキ強の大先生。ようやく、その本性を見せ始めた。
一撃帝王のBIG。その確率、1/2341（設定４）。
仮に設定６だと、BIG確率は1/1456まで跳ね上がるが……AT突入率からして、６はないとのこと。
恐らく４だろうという彼の予想だが、延々とバケを狙い続けた挙げ句、まさかBIGを揃えるとは。
実戦（もとい、遊戯か）開始から２時間半も経過していないが、１番驚いていたのは、当の本人だった。
何せ、成立後から長い間回しておいて、その都度ドットに告知されたのは全て「３」だったからだ。
タイミングよく引けたので、ついでにツインBIG撮影。
こちらもBIGのヒキはいいのだが……如何せん、ATが引けない。
それはダブル先生も同じで、２人してAT機を打っているのに、肝心のATが引けない状態だ。
というか、ダブルフェイス（台）はATの突入契機が謎であることが問題なのね。
単に自分達がよく知らなかっただけなんだけど、多分ハズレ……なんだろうな、やっぱり。
というのも、まずこの台はハズレが多い。ATを引いてみれば一目瞭然だ。
で、ハズレには強弱があって、強ハズレだと期待できる、のか？
内部状態も高・低確の概念があるのか、外面からは一切分からず。上部ランプも点灯しないしね。
そして何より謎なのは、コイツのリール制御。７の一直線でも入ってないし（汗）
かといって、通常時に出るかといえば出ない。ならば強ハズレなのか？ しかし、普通にスルー……。
だが、しばらく打っているうちに、先述の一直線のような「普段出ない出目」というのは分かってきた。
しかし、その役割が不明確。故に、いつアツくなっていいのかが不明――
などと、しばらく首を傾げていたら、６回目のBIGの後に、ようやくスターラッシュが発動。
その前には、「それらしい」出目が出ていたようにも思えるが……うーん。やっぱり謎だ。
ツインAT。こんな時もありました。
このスターラッシュが６連する。やはり、BGMはウルトラよりノーマルの方が好みだな。
潜伏中の演出というと、まあ分かりやすい。ドット、消灯……演出の頻度が明らかに高い。
しかし、何だか「中毒性を持つ何か」がないんだよな。例えば、獣王のダチョウみたいなものが。
でっかいUFOがやってきても、大してアツいとは思えなかった。何でだろうね。
UFOといえば、ルーレット演出で突然UFO（ハズレ）でビタ止まりすることがあった。あれはウケたｗ
それはもう、本当に突然。ルーレット開始後、２秒も経たずに「ピタッ！」と、即終了。
大抵は５秒くらい、再始動（これがまた、普通にハズれるんだ）すると10秒もかかるのに、たったの２秒。
あれは呆れを通り越して笑える。自分もそうだが、隣のダブルフェイス（人）も大ウケだった。
「ピタッ」という効果音も、間が抜けていて面白い。いや、感心の焦点がズレているのは重々承知だ。
閑話休題――とにかく、２人してATが引けなかった。自分は引けた方だが、この後の４連が最後。
ボーナスに関しては、お互いヒキが強かったのだが……AT機でATが引けないのでは、話にならない。
自分の台も、設定６ではないんだろうな。先生が４なら、５なのかしら？
【見切り】
半日ほどダブルフェイス（台）を打ったが、確かによく分からないが、楽しめもした。
リール制御も分からないことが多かったが、適当打ちしていると、たまに来るスベリで楽しめる。
 
ベル（レア小役）の菱形は、見応え十分。
右の写真なんて、左と中がズルスベリ＋消灯。この時点で、脳内ではほぼ２確。
それは実際に入ってたんだけど、右も止めて全消灯。さて演出は――とボタンを離すと、発展なし。
しかし、このサンド目がまた難解というか。「全リールサンド目」でも、何も入ってないからね。
最後まで不思議な台でした。あっ、結局ウルトラスターラッシュは１回きり……で、動画はなし。残念。
さて、どうしようかな……と考えている自分に対し、ダブル先生はというとお食事中。
「腹減って、死にそうだ」
と連呼していた彼は、カレーを２つ（カツカレー、ビーフカレー）娘っこさんに注文した。
エンパイヤ名物（？）の「パシリ」をお願いできたと、彼は満足そうに昇天しました。完。
草葉の陰にて、食事中の先生。
いや完、じゃなくて。しっかり２つとも平らげましたよ。食後の彼は元気そうでした。
しかし、カレーを２つ頼まれた娘っこさんは、なぜ自分が食べないのか、随分怪訝に思われてました。
「カレー＋他の何か」ならまだしも、「カレー×２」だもんね。そりゃ、普通は２人分って思うよなー。
店員のおばさんも、首を傾げてましたね。この時は、そんなに腹が減ってなかったんですよ。
「兄ちゃんは、食べないの？」
「まあ……僕は、少し小腹に入れてますから」
「大丈夫かい？ 食べた方がいいんじゃないの？」
心配してもらって、どうもありがとうございます。でも、結局この日は大丈夫でした。
一方、腹が減って戦ができていなかった先生は、AT連を目指してひたすら回し始めた。
ただ「V」を引きたい。それだけ――なのに、普段はヒキ強の彼が、どうしても２連を超えない。
目押しはさすが。2Gの追加に成功。
動画を撮りながらでも、1Gは普通に追加してました。だいぶ撮影が慣れてきた様子です。
ただ、それでもまだ、エルレボのBIGを撮る自信はないらしい。つまり、撮影の熟練度は俺が上ｗ
まあ……別に自慢できないんですけどね。ちょっぴり優越感に浸れるだけで。ええ。
さて。ダブルフェイス（台）を後にした自分が、続いて打った台が――ジャパン２。
こいつは打ったことあるけど、遂にCTは体験できなかった。今日はその雪辱を果たすことにしよう。
ジュワーン♪ で15枚役否定。
つかコレ、左→中の時点で２確だっけ？ ３回引いて、３回ともこのパターンだった（苦笑）
逆に、中下段のJAPANが上段に引っかかると、実戦上は15枚役確定――
などと、順押しでテーブル制御を楽しむのもいいけど、逆押しのコントロール制御もなかなか面白い。
この辺は、祭やマンクラと同じだっけ？ ビタならハズレ、スベれば何かしらが成立してる。
残念ながら、逆押しからの成立G察知はできなかったけど、念願のCTは体験できて満足。
逆押し時のスベリを見て、ふとAPEXを思い出したのは……秘密です（涙）
CT連はできなかったけど、当初の目的を果たした自分は、早々と郷ひ○みに見切りを付けた。
時刻は19時半前。残り30分程度で、気になっている残りの２機種を打たなければ。
当然BIGも引いておきたいが……今から打つ台のデータが気になるんだよなー（苦笑）
メーシーの４号機、トロピカーナ。
知る人ぞ知る、史上初のBタイプ――ということは知っていたんだけど。
どういうわけか、今日のBIG確率が1/350を下回ってます。えっと、Bタイプなんですよね？
Bタイプってまさか、血液型のことか？ 短気なのか？ なーんだ、なら一緒じゃん。俺もB型だしー。
って、ふざけてる場合じゃないか。しかし、リーチ目が全く分からない。プナチェナ……はない模様。
なら、例えば中段テンパイはどうだろう。強いのかな？ 狙ってみても、中で蹴られるみたいだし。
こうやって、色々と探りながら打つのは楽しいんだけど、どうかな。残り時間で引けるだろうｋ
――あっ!?
やっちゃった、やっちゃった。やっちゃったよこの人――そう、世にも悲惨な「生入り」事件が発生。
中止めて「テンパった！」と思った直後には、既に右停止……で、BIGスタート。
「ば、バカッ、バカッ。バカッ！」
悲鳴が店内に響きわたる。この時は、自分達の他に２人くらい客がいたっけ。すいませんでした。
ダブルフェイス（台）をヤメる直前は、自分達２人しかいなかった。意外にも、先月より人が少ないね。
BIGを消化して、クレジット分回した後は、すぐさま隣のドギージャムに移動。
「レア台だから（大根で）打っとけ」という、はたはたさんの命を受けていたのだが、ここで会えるとは。
これが開始64Gで、左が大きくスベってプラムを否定。ん、入った？
次G。しっかりゲチェナで受けてBIG。
こんな具合に、見事、20時までに打ちたい台で目的を達成。よくやった俺。
さて。閉店までの残り２時間――ブログに出ていた、アレを打ってみようかな、と画策しております。
時間が惜しいので、ドギーはBIG終了後即ヤメ。BIGの消化手順はって？ 知るかｗｗ
【暴挙】
奥のカウンターにいらっしゃった、娘っこさん。
彼女を見つけて、自分は台の追加を依頼した。
「すいませーん、『ガンガン』お願いしまーす」
彼女のブログによると、「今までガンガンを設置したことがない」そうなので、頼んでみました。
（後日談：実は以前、２回ほど設置されていたらしい……まあ、気にしない方向でｗ）
やがて台の設置が済み、クジも引いて（昼と同じ、黒だった。設定５？）、いざ実戦開始。
「男性スタッフ（メカニック氏）が、ガンガンのこの設定は出るぞ、と言ってましたよ」
娘っこさん曰く、そうらしい。てことは……やはり５か？
とはいえ、相手は大都。とにかく相性が悪いので、まずはBIGを引くことを目標にしよう。
BIGといえば……この人は、BIGは引けるんだけどねぇ。まさかの不調に終わりました。
帝王のBIG。約７時間半で３回目。
結局、Vは引けず。ずいぶん残念そうにしていたのは、言うまでもない。
そんな彼が、帝王戦の後に移ったのは、自分の隣にあるシェイク。
これまた、厳しい台を打ちなさる……最悪、ノーボーナスで終わる可能性も十分にある。
「２人揃って大都の台打つなんて、最初で最後なんじゃない？」
サファリラリーとウィリーチャンプが併設されていれば、再現されるかもしれないね。
それはともかく、自分の大都との相性の悪さは、とにかく半端じゃない。
あの吉宗のBIG中７揃いだって、初当たりから数えて36回目のBIGにしてやっと達成したほど。
以前に雑誌の投稿で、「BIG15回連続で７を揃えられてないけど、全然苦に感じません」とかあったっけな。
そういうけど、つまりは「15回連続で引けない＝一般的には辛いと感じる数字」と思ってんだろ？
バカ言ってんじゃないよ、俺の半分以下のくせに。出直して来いっての。
愚痴はさておき、このガンガン。打ったことはあるけど、ノーボーナスなので初打ちに等しい。
今日もノーボーナスで終わるのでは……と懸念していたけど、開始603Gで何とかBIGを引けた。
ダブテンを嫌う制御に、一苦労。
（このBIGを引いた様子は、娘っこさんのブログにも掲載されています。興味のある人は読んでみてね）
BIG中のBGMは、噂に違わずなかなかのものだった。音がいいのは、確かに認める。
でも、やっぱり自分と大都は合わないんだよな……IGTも然り。故に相性が悪いと感じてしまう。
さて。当機のウリは、ATである「イージータイム」であるが、この突入契機はボーナス成立となる。
そして、発動のタイミングはボーナス放出前――故に、さっきはAT抽選に洩れたというわけ。
この辺の記憶が曖昧で、先生に色々と説明してもらった。いつもすまないねぇ。
BIG終了後は、27Gでバケ、242GでBIGと引き続けるが、如何せんATが引けない。
両ボーナスが引けたら、やはりATも引いておきたい……が、時間は大丈夫か？
この人も引けた……けど、残念ながらバケ。
バケ終了後、ベットから即高確に上がったけど、それも残念ながらスルー。
その時の無念さといったら、他人事ではなかった。おかわいそうに。
連荘ゾーンを抜けた後は、後ろにあったコンドルに移動した先生。頑張れ。
一方、こちらといえば、先生の移動前に、何とかATを引くことに成功した。よくやった俺。
極太眉毛の不死鳥が光る。めでたい。
そもそも何で、閉店２時間前にガンガンを打ち始めたかというと――
AT突入時に、不死鳥が「キョエー」と鳴くところを、娘っこさんが見てみたいとブログにあったから。
で、自分も引いたことないし、ちょうど打つ台もなかったので、打ってみた次第です。
「もし鳴きそうになったら、呼んで下さいね」
「分かりました。閉店までに鳴かなかったら、僕が代わりに鳴きますよ」
そんなやりとりも、ありました。隣の先生が吹き出してたっけ。こっちみんな。
しかし、何とか自分が鳴くことは回避できた。それはそれで、よかったというか……いや、よかった。
AT突入前兆となる、羽入賞３連続を確認して、自分と先生は娘っこさんを呼びました。
そしてAT発動の瞬間を見た――が、特に不死鳥は鳴かなかった、ように感じた。
「今、鳴きました？」
「……鳴いてないですね」
２人とも聞こえてなかったけど、実は撮った動画を後で確認していたら、ちゃんと鳴いてました。
でも、思ったほど大きな声で鳴いてないのね。だから気が付かなかったのかな。
このATは１セットで終了し、終了後にBIGが放出。今度は赤７で揃えてみた。
BGMは……個人的には白が好みかな。BIG中の動画も撮っておけばよかった。
けど、打ち方を知らなかったから、撮れなかったんだよね。ハズシのポイントすら知らなかった。
配列を確認した限りでは、白７の下のスイカをビタでハズせるかな……おっ、ハズせた。
AT機のくせに、なかなか技術介入度高いねコレ。BIG中の撮影は厳しいかな。
ちなみに後日確認したんだけど、実は下段受けの場合は、６コマの余裕があるようだ。
白７の上まで見てなかった……リプの２コマ上に、チェリーがいたのね。
にも拘わらず、下段受けも全てスイカでビタハズシを敢行した自分。
しかし幸か不幸か、（多分）そのおかげで「キョエー」が聴けたのであります。
「６コマ余裕があるところを、ビタでハズした特典」なんだと思う。ハズした瞬間、確かに鳴いた。
幸い、この瞬間を娘っこさんにも見てもらえた。彼女も念願叶って、満足されたようでした。
「あっ、確かに鳴いた。鳴いた！」
なるほどね。道理で、下段受けが選ばれにくいわけだ。
体感的には、JAC IN成立時の1/3程度？ 自分自身も聴くことができて、よかったと思った。
それと同時に、自分が鳴くことにならなくてよかった、のかなｗ まあ、鳴いてもよかったけどな。
大丈夫、俺の変人っぷりは今に始まったわけじゃない。キョエー！
【延長戦】
そのうち、時刻は22時を回り、残念ながら今日は閉店――
――と思っていたけど、どうもそんな雰囲気ではない。むしろ、店内の活気は増す一方。
「今日は、閉店時刻を延長します」
ご店主に訊ねると、そう言われました。盆休みスペシャルってところかしら？
実はこの日、自分が打っているシマは、大都（シェイク、番長、吉宗）で埋め尽くされていた。
昼にエンパイヤに到着した時に、この異変についてメカニックさんに訊いてみたところ、
「地元のお客さんを考えるとね。撤去されたばかりの台も需要が高いから」
といった答えが返ってきた。なるほど、あくまで地元密着店の新生エンパイヤらしいですね。
その大都のシマには、最初はそれほど客は付いてなかったんだけど、21時過ぎからは大繁盛。
しかし、22時の時点では、まだボーナスを引けていない客もいた――それ故の延長だそうだ。
経緯はともかく、この延長は我々としても有り難かった。さすがに、まだ不完全燃焼だからなー。
そんなわけで、２回目のイージータイムを引くべく、持ち玉を不死鳥に飲ませに飲ませた――
（１時間後――）
えっと。丸々１箱飲まれましたね。後ろの先生もヤメました。
あれほど賑わっていた大都のシマも、気が付けば１人ヤメて、また１人ヤメて。
そしてとうとう、自分だけになり申した。頭上のカウンターを見ると、850を示している。
（888まで回したら、俺もヤメよう――）
860、870……と回して、いよいよ880に到達。ああ、これでやっと終わる。
そう思っていると、885で羽。886でも羽……まさかね。しかし、887も――羽。
羽、３連続。そして888G目。半ば唖然としながら、ベットを叩く。
「キョエー！」
写真は使い回し、だけど正真正銘の、２回目のイージータイム到来。
腕時計と、辺りの雰囲気を確認しながら消化する。そして20G後、再び不死鳥が鳴いた――
でもって、２連目を終了して、ようやくBIG。ああ、コレで終われるんだと思いました。
「時間は気になさらないでいいですから。ごゆっくりどうぞ」
と、娘っこさんに言って頂けた記憶がある。お言葉に甘えて、動画も１つ撮ったと思う。
でも、このBIGで今日は終了だと、十中八九思っていた。なのに、試しにもう1G回してしまった。
その結果。1G目、静かに羽が揃う。
2G目。何か演出があったかもしれない。羽が揃った。
3G目。もはや演出なんてどうでもいい。つまりは羽が揃いやがった。
でもってベット→４回目のイージータイム発動。何だコレ。
20G後には、あっさりBIGが放出された。あれほどハマったのに、さっきの40G間で引いたのか。
もうちょっと早くに引けたら、ヤメられたのにね。エンパイヤの皆さん、遅くまでお疲れ様でした。
【初日終了】
結局、最後の最後で、飲ませた１箱がそのまま戻ってきた。23時ちょうどにヤメ。
後で今日の設定を訊くと、やはりガンガンとダブルフェイス（台）が５、一撃帝王は４だったそうだ。
ていうか、前回のビードラが６……差枚数で負けたビードラが６なんて。信じたくねぇ（涙）
確かに、成立後も楽しむために結構回したけどなー。A-550の設定６で、よもや負けてしまうとは。
ビードラの設定は昼に訊いたんだけど、これにはかなりのショックだった。
前回のメフィストで、ヒキを使い果たしたか？ 今ならセンチュリー６（機械割130％超）でも負けそうだ。
その、センチュリーのポスター（のコピー）。腹減ってきた。
初日の遊戯を終えてからは、先月に続いて、今日も食事処まで車で送って頂きました。
どうもありがとうございます。おかげで助かります……できれば明日も、よろしくお願いします（笑）
先月も利用した焼肉屋。石焼き炒飯が絶品。
翌日も早起きが控えているので、今日は控えめに食べて終了。明日はデザートも頼んでみよう。
今回ももちろん、宿舎はぶんか荘でした。今や宮城の、心の故郷――いやマジで。
あののんびり感は、やっぱり畳と布団ならではの雰囲気ですわ。宿泊費も安いし、オススメですよ！
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