〜 2009.05.03 - 05.05 〜
 
 
5/3(日)
さて、いよいよGW。恒例のオフでございます。
しかし、だ。今年は休めるなんて思っていたなかったものだから、急遽予定をねじ込んだ。
だから、参加者もいるはずもなく。頼みの綱のダブル先生も、資金不足で今年はパス──
そんなわけで、今回はオフというより、個人的な遠征となりました。
よくよく考えてみると、GWで1人だなんて、初めてなんだよね。01年にオフを始めて以来。
なおかつ、東京に行かないGWも今年が初。初めてづくしで縁起がいい、のだろうか?
ともかく、今回も無事に終わってくれれば、それでいい。本心です。



【誤算づくし】
まずは、2月に打てなかったバケーションを求めて、再度兵庫県へと向かう。
目的地は前回とは異なり、バケーションもバラエティーコーナーに1台しかない模様。
……まあ、それでも大丈夫だろう。あの台に限って、先客はいない。そうに違いない。
今日の予定では、三宮には10時過ぎに到着する。目的のホールには、11時を過ぎての到着だ。
それでも、台は取れる、と思った。仮に先客はいても、長居はしないだろう。そういう算段だった。
 
 (起こりうる問題があるとすれば……交通事故に巻き込まれるか、そういったことかな)
 
予定通り、8時半発のバスへと乗り込む。乗務員がチケットを確認して、先頭の客席へと通された。
そして、しばらくはゆっくりできる──はずだった。せめて、眠っていればよかったのだ。
いや、やはり起きていて正解だったのかもしれない。いずれにせよ、受け入れ難い現実が待っていた。
 
 「このバスは、鳴門経由、大阪駅前行き──」
 
三宮行きの間違いでは? と、目の前の運ちゃんに確認しそうになった。
しかし、頭上のディスプレイにも、確かに「JR大阪駅」と表示されている。
 
 (……マジで?)
 
一瞬、困惑した。途中の難波で降りて、そこから予定を練り直そうとも考えた。
しかし、実は目的地の淡路までは、大阪からの方が近かった。つまりは、好都合というわけだ。
なお、徳島−大阪間の運賃は、3600円。三宮までは、3200円である。
自分は当然、後者のチケットを購入していた。本来なら、残りの400円を払うべきだが──
 
 (そもそも、何でこのバスに乗れたんだろう?)
 
乗り込む前に、乗務員が持つ座席表には自分名前があったことを、自分の目でも確認した。
だったら……いいんじゃね? そんな軽い気持ちで、大阪駅到着を迎えた。
気持ち早足でバスを降りて、さっさと駅構内へと向かう。阪神電車の乗り場はどこだ?
駅員に訊いたりしながら、何とか切符売り場まで辿り着いた。バスを降りてから、ここまで約5分。
淡路までは、さほどの距離はなかった。切符を買おうと、後ろポケットに手を回し t
 
       この感覚は、以前にも経験した──
 
 
 「財布がないっ!?」
 
 
 
一瞬。本当に一瞬、頭の中が真っ白になった。
 
 「財布がない、財布がない──」
 
念仏のように繰り返しながら、今来た道を戻っていく。
落としたとすれば、間違いなくバスの中。ならば、もうバスは徳島に戻っているかもしれない。
あるいは、誰かが拾ってくれたか? 微かな可能性でも、捨てるわけにはいかない。
ともあれ、運動不足のこの身体に、荷物を持ちながらの駆け足は酷だった。
思えば、3年前の岡山駅もそうだったか。当時は何とか、財布は見つかった。
しかし、走り過ぎたせいで、乗り換えた新幹線の中で吐きそうになったっけな。あの時は辛かったよ。
当時ほどではないが、今回も息を切らしながらバス停まで戻ってきた。そして、乗務員に事情を話す。
すると、バス内の落し物は、中津(梅田から電車で約3分)の大阪北営業所に移されているらしい。
まずは電話で確認すると、自分の財布は確かにそこにあるとのこと。
中身も、特に抜かれてはいないらしい。まずは一安心だが、早くそこに向かわなければ。
いや、そもそも切符はどうやって買う? 肝心の財布を落としたというのに──
 
 (そういう時のための予備は、リュックの中に用意している)
 
実は、この予備を使ったのは、徳島に移ってから8年目にして、この時が初だった。
(厳密には3回目だが、本来の手持ちを失った上で利用するのは、今回が初)
しかし、備えあれば憂いなし。用意していておくものだ。おかげで助かった。
かくして、大阪北営業所へ向かい、無事に自分の財布を取り戻した。中身も確かに、無事だった。
ちなみに、中津への運賃は200円。つまりは往復で400円かかった。
そして、今回のチケット代の不足分も……400円(苦笑) 何とまあ、世の中ってうまくできてますね!
それにしても、母親が財布を落とした翌日に、自分も落とすとは。何かの予知だったのだろうか?
 
【誤算は続く】
大阪から淡路へは、確かに早かった。しかし、到着したのは12時過ぎ。
これで実戦で大負けしたら、それこそ泣きっ面に蜂、である。
──なんてことを、以前に財布を落とした時も思ってて、実際に大負けしたっけなあ(苦笑)
でも、それは覚悟の上。GW営業なんだろうし、まず勝てるとは思っていない。
せめて、予算の30k以内の負債で済んでくれれば、特に不満はないんだよな……。
さて。目的のホールは、淡路駅から徒歩15秒と聞いていたが──
おかしいな。地図からして西口から出ればいいはずなのに、それらしい建物は見当たらない。
なんて思っていたら、西口から左方向にありましたとさ。何で、迷わず右に行ったのやらw

 

バケーション。ようやく会えました。

 
思った通り、先客はいないw それどころか、ここ数日稼働はないときた。
これじゃ、ますます設定1は鉄板やねぇ。まあいいか、楽しませてもらいます。
さて、初当たりにどれだけ要することやら──と打ち始めると、さすがバミューダ同様、回りがいい。
というか、クレジットが残り数枚というところから、妙に復活してきたんですがw
気が付くと、下皿には50枚近くの払い出しが(笑) 2号機のフルーツもびっくりだ。
とはいえ、それも173Gで遂に飲まれ、2本目の投資が始まった。
で、その2本目で遅れからオレンジ、次Gで違和感ある出目が出て、1ベットすると告知、と。

 

ああ、そうだよバケだよ!w

 
その出玉は当然飲まれて、再び投資モード。初当たりは早くに引けるが、結局は大ハマリの予感?
やべー、これもバミューダ臭がしてきたw あの時も1000ハマリで轟沈したんだよなあ。
回りがよくても、引けなければ意味がない。そう思っていたら、心なしかベースも落ちてきた。
ってか、バケの出玉って80しか回ってなかったような? お願いだから、引かせて頂戴。
弱気になっていた、追加5本目。再び遅れオレンジから、待望の初BIG(赤)。
その後も92Gで青BIGと、いい感じで繋がった……と思いきや。ここから案の定、700超のハマリww
こりゃ終わったなあ……なんて、思っちょりました。バミューダ戦もそうだったし。
まあ、再追加2本でBIGを引き戻せたのは幸いでしたが。しかし、これも飲まれるんだろ?
そんな予想とは裏腹に、それからはポコポコと引け続けるBIG。
そう。BIGしか引かなかった。初当たりのバケは夢だったの? というくらいのBIG比率。

 

恐らく、中を止めた時点で2確。右下段赤も強力配列。

 
リーチ目に関しては、恐らくは結構な割合でバミューダを踏襲していると見た。
実際、右中段青も強力だったし、右枠下黒なんて出なかった……1度は見たかったが。
(後日に、右中段青はメーカー発表のリーチ目であることが判明)
尤も、その右枠下黒も、左上段に赤があると弱い。この法則も、多分バミューダと同じ?
如何せん、バミューダはそんなに打ってない(もとい、引けてないw)から、何とも言えないが。
ともかく……だ。予想に反して、出玉が。増え続けた──
 
回転 ボーナス 枚数
バケーション
186
青REG
2k
248
赤BIG
5k・347
92
青BIG
347
741
赤BIG
2k・349
178
赤BIG
351
63
青BIG
347
272
青BIG
349
118
赤BIG
345
3
青BIG
349
158
青BIG
345
50
青BIG
349
79
赤REG
-
244
赤BIG
347
35
赤BIG
351
120
赤BIG
341
275
ヤメ
(2140枚)
 
2962pで、B13R2とか(失笑) どれだけBIGに偏ってんのww
ダブル先生がいたら、さぞかし「下品引き」とか言って顔をしかめたんだろうな……。
コイン流しながら、そんなこと思ってました。それにしても、この確率・この回数で2000枚超って。
どれだけ、ベースが高いんだって話ですね。4号機のA-400でも、これで2000枚なんて難しいよ。
ともかく、嬉しい大誤算の快勝! +26500円で初の10連勝も達成!
まさかGW遠征で、10連勝目を挙げられるとは……夢にも思っていなかった。
いやまあ、心のどこかでは「間違って勝てたらいいなあ」程度には思っていたけどさ。
ここが6枚交換ってことに、少々戸惑ったりもしたw 最近、等価に毒されていたからな……正直。
勝ったことも要因なんだろうけど、バケーションはかなり楽しかった。
バミューダを打ったことがあれば、その経験をそのまま活かせるリール制御。
加えて、出目演出を助長するボーナス確率の上昇。今回に限っては、単なるヒキ強かもしれないけど。
1枚役のこぼし目から、次Gで遅れたりしたら──なんていう、演出面でも楽しめました。
あまりにも楽しめたせいか、リール絵柄のおねーちゃんが、かわいく見えて仕方なかったw
実際、メモにも「赤BIG」ではなく「おねーちゃん」とか書いてました。ええアホですよww
 
さて。実戦を終えてからの目的は、「仙台行きの高速バスチケットを購入すること」だった。
というのも、徳島からじゃ買えないのよね……バス会社が違うから、ロッピーでも購入できず。
仕方がないので、現地で買うか、という計画でした。しかし、腹が減った……。
そんなわけで、実戦はバス発車時刻の2時間前に終了し、早めに移動することにしました。
ちょっと早過ぎかな? と、この時は思っていたけど、実はそうでもなかったりしたのだ。
 
【経験がない故に】
換金後にしろ、乗り換えた後にしろ。ローソンを探してみたが、なかなか見つからなかった。
ローソンがあれば、ロッピーで簡単にチケットを購入できるけど、どうしたものやら。
仕方がないので、現地のあべの橋駅で購入することにして、まずはそちらへと向かった。
到着したのは、バス発車時刻の1時間半前。さすがに余裕があるので、先に夕食を採ることにした。
昼がまだだったから、腹が減って仕方ない。明日の朝8時までバスの中だし、食い溜めておかないと。
やがて完食し、バス乗り場へと向かう。バスの出発まで、あと55分──
はて。しかし、チケットはどこで打っているのやら。徳島駅の場合、乗り場の近くで打っていたが。
色々と探してみたが、それらしい場所は見つからず。分からずじまいで、駅の構内で訊いてみた。
すると、近鉄バスのチケットは、各駅構内の営業所で売っているのだそうな。
その営業所があるという西口に向かい、そこでようやくチケットを購入。これでホッと一息。
結果的には40分ほど余裕が残ったけど、経験がなかっただけに、結構焦ったなあ。
そもそも、今回の遠征自体が急な計画だったけど、この辺の確認もしておくべきだった。

 

仙台まで、わずか11k足らず。空路の高価さを痛感できる。

 
安心してしまったところで、トイレに行きたくなった。
駅構内をざっと探しても見つからなかったので、同じく構内のデパートに入ることにした。
エレベーターの乗り口前で、トイレのあるフロアを確認する。3階が1番近いか──?
もう少し、上の方を確認したところでエレベーターが到着。そして自分は、7階を目指した。
そこにはトイレもあったが、古銭・切手売り場もあったのだ!
実はコレクター(歴26年)だったりしますw 古銭。切手も集めてたけど、今は興味がない。
とはいえ、古銭も結構ブランクがあるなあ。10年前までは、結構熱を入れてましたが。
そんなわけで、かなり久しぶりの古銭売り場。時間に余裕があってよかった。
というか、さすが都会なだけあって、品揃えがいいですね。まさか、和同開珎とかww
他にも、明治時代の1圓(円)金貨とか、地元じゃお目にかかれないものが多かった。
まあ、その大半は6桁以上の価格ですが(苦笑) それでも、見れるだけよかった。
結局、1圓銀貨と天保通宝の2つを購入。7.5kの買い物で、おまけの古銭も付いてきた。
天保通宝は以前に紛失してるから、もう1度買いたかったんだよね。いい機会でした。
 
買い物を終えて、しばらく待ったところで仙台行きのバスが到着。
そのバスに乗り込んだ瞬間、脚が吊ってしまうというハプニングが(苦笑)
痛みと驚き、それが同時にやってきた感じ。あべの橋駅周辺を小走りしてたから、それが原因か?
まあ、昼にも大阪駅構内を走り抜けたけど(苦笑) それにしても、運動不足にも程があるなあ。
ともかく、まさか脚を吊るとは思ってなかった。車内で脚を延ばしながら、席に腰を下ろす。
この時点で気付いたが、何と乗客は自分だけ、みたいな? あれ、予約の時点で空席1つだったはずでは?
怪訝に思うも、そのまま発車するバス。やがて京都で止まり、そこで5人乗ってきた。
って、それでも5人かよww 好きな席に座っていいというし、こりゃのびのびできるわ。
かくして、初めての夜行バスは、ガラガラの状態で仙台を目指して走り始めた。
11回目の宮城行き、初めてのフリーダム。果たして、自分を待つ台には、一体どんなものが──?
 
 
 
機種名 投資額 BIG REG AT等 回収額 収支
バケーション 9k 13 2 -- 35.5k +26.5k
 
 
 
執筆所要時間:3時間40分