お薦め読書

 
 
 
封神演義(上、中、下)
現在、「週刊少年ジャンプ」に連載されている同名のマンガの原作。(3巻としては)恐ろしく長いが、そんなに読みにくいということはない。世界最初のSF小説と言われ、「西遊記」「三国志」と並び、中国三大文学であるという説も。
安能 務 訳・講談社
(計)2140円
(計)1473ページ
  
 
わしらはあやしい
探検隊
椎名 誠率いる「東ケト会」の、愉快な仲間達の物語。「エッセイだからこそ」の面白さがあります。 
シリーズの最初の数冊しか持っていませんが、「東ケト会」結成直後の話がやはり1番面白い。
椎名 誠・角川文庫
(平均)560円
(平均)300ページ
  
 
魔術師オーフェン
はぐれ旅
現在、私が読んでいる唯一のファンタジー系小説。ただし、純文学しか読まないという人にも薦められるような、「アク」のない書式の作品。
「北欧神話」をモチーフとし、(作者の姿を重ねたという)主人公の、はぐれ旅な物語。なぜ「はぐれ」なのかは、第1部最終巻を読めば分かります。
秋田 禎信
富士見ファンタジア
(平均)500円
(平均)250ページ
  
 
ビートたけし
殺人事件
生まれて初めて買って読んでみた文庫。やらせ抜きの、しかし実際は芝居なそつ人事権に直面した主人公が、事件をどう解決させていくかというお話。
話は変わるが、これと「明石家さんま殺人事件」を、最近本屋で見たことがない……。
そのまんま東
太田出版
800円 244ページ
  
 
ギリシア神話と
英雄伝説(上、下)
題名通りギリシア神話と、北欧神話等その他の神話に関する話、またその登場人物である神々について解説されている。決して物語とはいえない内容ではあるが、何千年という前に、こんな壮大な「物語」を考えた人間がいたという証になるような、そんな本です。
佐渡谷 重信 訳
講談社
(下巻)1100円
(平均)450ページ