| 訪問者にIDとパスワードを入力させ、会員制のページに案内する。あるいはネットゲームを作り、パスワードを利用してセーブ＆ロードのシステムを構築する──何にしろ、パスワードを利用する（できる）ケースって考えてみるとたくさんあるんですねぇ。
でも、例えばそのIDとパスワードをデータファイルに書き込むとして、もしそれが他人に見られたりなんてしたら──パスワードもへったくれもありません。そこでパスワードのみ（IDだけ見られても別にいいですから）を暗号化する方法を考えます。 |
| $id=$in{ 'ID' } ;
$passwd=$in{ 'passwd' } ; $crypted=crypt($passwd, "ab") ; |
| ……はい、方法といっても既存の関数を使っただけですけどね（＾＾；）
この暗号化する「crypt」関数は、第２引数（通常２文字の英字）を元に第１引数を暗号化するものです。ただし第１引数、すなわち暗号化できる文字列は最大８文字までなので注意して下さい。赤文字の基盤の文字は何でも構いません。また、この暗号化した文字列を元に戻す関数は存在しません。そうでないと、暗号化する意味がないと思いませんか？ つまりパスワードチェックシステムを構築する場合、暗号化した文字列同士を照合させるのです。 |