WEEKLY DIARY - HEALTHY FILE
夏は血管が詰まりやすいってホント?
水分不足でネバネバに。ちびりちびりと、しょっちゅう飲んで。
成人は一日約2,500〜3,000mlの水の摂取が必要と言われています。でも、汗を大量にかく夏は、水の摂取には特に注意が必要なのです。

体の水分が不足すると、脱水症を起こします。脱水症になると血液中の水分ももちろん失われるのですから、俗に言う「血液が濃い」ということになるのです。
ドロリとした血液は血流を悪くし、さらに血小板を増やします。血小板が増えると血液の凝固能(血液を固まらせる働き)が高まって血栓を作りやすくなってしまいます。最悪の場合、血管が詰まって心筋梗塞や脳梗塞を招くのです。

夏場は、夜寝ている場合でも400〜500mlもの水分が失われるので危険はいっそう高く、水分補給は大事な問題。できれば、ちびちびとしょっちゅう飲むのが理想的。がぶ飲みしたりすると、水分は胃にたっぷんたつぷんとたまっている状態になって、かえってその吸収が悪くなるからです。

夜寝る前もコップ1杯の水分を飲んで寝ましょう。夜中にトイレに起きたら、その時もまた1杯。目覚めたらできるだけ早く1杯。枕元に水差しを用意しておくのもいいでしょう。血管をさらさらにして、思いも寄らない血管の病気を避けたいものです。

 
 
 
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