VANCOUVER 初めてカナダに到着したのがここ、バンクーバー。ここを住むのに選らんだのはアメリカとの国境に近く、比較的気候もいいってんで。まずはノースバンクーバーのWILSON一家にホームステイをする事なった。５歳のニコルと３歳の双子ジャッキーとキャンディスの女の子達に囲まれ新天地の生活が始まったワケです。お母さんのジャンはパワフルで彼女の”SUPER!”って言う口癖。背がむっちゃ高くてやさしいジョンは、地下を改造して子供部屋やゲストルームを作るホント頼りになるお父さんや。一度、彼の実家のビクトリアへ連れってってもらった事が忘れられへんな～。楽しいホームステイではあったけど、月々500カナダドル（約5万円）がキツくて190ドルの間借りを見付けて引っ越す事にした。そこは日系カナディアンのおじいさんが一人暮らしをしていて、な・なんと80歳！夜は7時ごろには寝るし、朝はやたら早いしむっちゃ気ぃ使ったで。とにかく私は夏にむけてお金を貯めておきたかったから贅沢は言うてられまへん。日本食レストラン”京茶屋”で毎日よう働いたもんや。夏は絶対カナディアンロッキーに行くで～。そして、春になり就職活動は始まる・・・	DATA ＊ノースバンクーバー＊ダウンタウンからライオンズゲートブリッジを渡るか、またはフェリーで。フェリーの発着場ロンズデールキーにはマーケットやお店が並び、のんびりとした雰囲気。＊グラウスマウンテン＊日帰りで行けるスキー場としてはGOODなロケーション。おススメはなんと言ってもナイトスキー。バンクーバーの夜景に飛び込む気分で滑れる！＊京茶屋＊ロブソン通りのｼｪﾗﾄﾝﾗﾝﾄﾞﾏｰｸの近くにある日本食レストラン。地元のビジネスマンも気楽に訪れる程リーズナブル。サーモンの皮をBBQにしてまいたブリティッシュコロンビア州の特産、ＢＣロールは是非試してほしい。ビールの定番は”Kokanee”や”Molson”など。
JASPER カナディアンロッキーの最北にある小さな町、ジャスパー。やっとありついた仕事はジャスパーパークロッジって言うリゾートホテルのメインダイニングサーバーやった。完全寮生活でカナダ人の友達も随分できた。時給はたったの3ドル80セント、サーバーはチップがもらえるとしても、やたら安い給料や。けどお金の使い道がなくて結構貯まったで～。なんせ、湖と雪山しかなくて、信号機もないほど田舎やから。映画館が一軒あったな、そういえば。仕事が休みになっても、湖を見てぼぉ～っとするか、トレッキングするぐらいしかやる事がないねんもん。夏のロッキーはめちゃくちゃ日が長いのも驚いた。夜の9時になってもまだ明るくて、11時ごろにやっと薄暗くなるもんやから、調子のって遊んでると睡眠がとれへん。でも、ホント夢のような生活やった。リゾートバイト気分のカナダ人は貯金の概念がまったくないと見た。「おー、今日はチップ100ドルもらったでぇ～」とか言ってスタッフバーで飲み明かしてる。アホちゃうか。ここでたっぷり3ヶ月働いた後、パークロッジで知り合った親友、リアナの実家に居候する事になる。	DATA ＊ラフティング＊マリーン湖からのラフティングは超エキサイティング！インストラクターも振り落とされる事がある。全員ヘルメットとウエットスーツを着てボートを漕ぐ姿はちょっと間抜け。でも、なかなか出来ない経験なのだ。＊NUTTER'S＊量り売りでナッツやスイートを売るお店。自分の好きな量を買えるので、ちょっと口寂しい時なんかはちょうどいい。ひまわりの種など変わったものも。小麦粉やコーヒーなども売っている。
EDOMONTON リアナは彼のピエールと住んでるから彼女の実家でお父さんと二人暮らしとなった。めっちゃシャイなお父さんやったけど、私が作るヤキメシやヤキソバをいつも嬉しそうにたべてくれてたな～。私は二階の一室を与えてもらってんけど、お父さんはほとんど地下で過ごしていて、私の方が主人のように居間を使っていた。冬のエドモントンはむちゃくちゃ寒い。何せマイナス 40度とか平気でなんねんもん。それこそバナナで釘が打てる世界。一歩外に出たとたん、髪もマツ毛も鼻の穴も一瞬にして凍るで。カナディアンに教わったんやけど、人間の体温の7割は頭から逃げるそうで、必ず帽子をかぶる様に。みんな、帽子を深くかぶって、マフラーを鼻まで上げてるから、町であっても誰か分からんっちゅうの。町は寒い外には出ないで済むよう、建物と建物は地下でつながっているし、家もセントラルヒーティングと床暖房でほんと過ごしやすい。かえって日本よりも暖かくいられるかも。ワークビザも切れたので毎日町をぶらついて過ごす。そこで、ＹＷＣＡでボランティアをやりだしたのが、運のつき。イミグレーションから電話があり、違法労働やから帰れと言われた。お金をもらってなくても労働やて。知らんかったんや～。皆さん気を付けましょう。	DATA ＊ウエストエドモントンモール＊カナダで一番大きい、室内ショッピングモール。スケートリンクやプール、遊園地まで入っている。ダラーシアターと呼ばれる映画館ではロードショーが2週間も経つとたったの一ドルで映画が楽しめる。＊オールドタウン＊古い町並みが残るこの通りにはアンティークショップや古着屋が並び、ウインドウショッピングも楽しい。クリスマスショップやエスニックショップなど、お気に入りが見つかるかも。＊キャンディケーンレーン＊クリスマスになると、一際目立つイルミネーションを飾る通り。いつの頃からか他の通りよりも派手な飾り付けをする事が口コミで広がり、今では電気代もかえりみず、毎年エスカレートしている。町の人々が渋滞してまで見に来るため、後に引けなくなっていて実は困ってるらしい。

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VANCOUVER 初めてカナダに到着したのがここ、バンクーバー。ここを住むのに選らんだのはアメリカとの国境に近く、比較的気候もいいってんで。まずはノースバンクーバーのWILSON一家にホームステイをする事なった。５歳のニコルと３歳の双子ジャッキーとキャンディスの女の子達に囲まれ新天地の生活が始まったワケです。お母さんのジャンはパワフルで彼女の”SUPER!”って言う口癖。背がむっちゃ高くてやさしいジョンは、地下を改造して子供部屋やゲストルームを作るホント頼りになるお父さんや。一度、彼の実家のビクトリアへ連れってってもらった事が忘れられへんな～。楽しいホームステイではあったけど、月々500カナダドル（約5万円）がキツくて190ドルの間借りを見付けて引っ越す事にした。そこは日系カナディアンのおじいさんが一人暮らしをしていて、な・なんと80歳！夜は7時ごろには寝るし、朝はやたら早いしむっちゃ気ぃ使ったで。とにかく私は夏にむけてお金を貯めておきたかったから贅沢は言うてられまへん。日本食レストラン”京茶屋”で毎日よう働いたもんや。夏は絶対カナディアンロッキーに行くで～。そして、春になり就職活動は始まる・・・	DATA ＊ノースバンクーバー＊ダウンタウンからライオンズゲートブリッジを渡るか、またはフェリーで。フェリーの発着場ロンズデールキーにはマーケットやお店が並び、のんびりとした雰囲気。＊グラウスマウンテン＊日帰りで行けるスキー場としてはGOODなロケーション。おススメはなんと言ってもナイトスキー。バンクーバーの夜景に飛び込む気分で滑れる！＊京茶屋＊ロブソン通りのｼｪﾗﾄﾝﾗﾝﾄﾞﾏｰｸの近くにある日本食レストラン。地元のビジネスマンも気楽に訪れる程リーズナブル。サーモンの皮をBBQにしてまいたブリティッシュコロンビア州の特産、ＢＣロールは是非試してほしい。ビールの定番は”Kokanee”や”Molson”など。
JASPER カナディアンロッキーの最北にある小さな町、ジャスパー。やっとありついた仕事はジャスパーパークロッジって言うリゾートホテルのメインダイニングサーバーやった。完全寮生活でカナダ人の友達も随分できた。時給はたったの3ドル80セント、サーバーはチップがもらえるとしても、やたら安い給料や。けどお金の使い道がなくて結構貯まったで～。なんせ、湖と雪山しかなくて、信号機もないほど田舎やから。映画館が一軒あったな、そういえば。仕事が休みになっても、湖を見てぼぉ～っとするか、トレッキングするぐらいしかやる事がないねんもん。夏のロッキーはめちゃくちゃ日が長いのも驚いた。夜の9時になってもまだ明るくて、11時ごろにやっと薄暗くなるもんやから、調子のって遊んでると睡眠がとれへん。でも、ホント夢のような生活やった。リゾートバイト気分のカナダ人は貯金の概念がまったくないと見た。「おー、今日はチップ100ドルもらったでぇ～」とか言ってスタッフバーで飲み明かしてる。アホちゃうか。ここでたっぷり3ヶ月働いた後、パークロッジで知り合った親友、リアナの実家に居候する事になる。	DATA ＊ラフティング＊マリーン湖からのラフティングは超エキサイティング！インストラクターも振り落とされる事がある。全員ヘルメットとウエットスーツを着てボートを漕ぐ姿はちょっと間抜け。でも、なかなか出来ない経験なのだ。＊NUTTER'S＊量り売りでナッツやスイートを売るお店。自分の好きな量を買えるので、ちょっと口寂しい時なんかはちょうどいい。ひまわりの種など変わったものも。小麦粉やコーヒーなども売っている。
EDOMONTON リアナは彼のピエールと住んでるから彼女の実家でお父さんと二人暮らしとなった。めっちゃシャイなお父さんやったけど、私が作るヤキメシやヤキソバをいつも嬉しそうにたべてくれてたな～。私は二階の一室を与えてもらってんけど、お父さんはほとんど地下で過ごしていて、私の方が主人のように居間を使っていた。冬のエドモントンはむちゃくちゃ寒い。何せマイナス 40度とか平気でなんねんもん。それこそバナナで釘が打てる世界。一歩外に出たとたん、髪もマツ毛も鼻の穴も一瞬にして凍るで。カナディアンに教わったんやけど、人間の体温の7割は頭から逃げるそうで、必ず帽子をかぶる様に。みんな、帽子を深くかぶって、マフラーを鼻まで上げてるから、町であっても誰か分からんっちゅうの。町は寒い外には出ないで済むよう、建物と建物は地下でつながっているし、家もセントラルヒーティングと床暖房でほんと過ごしやすい。かえって日本よりも暖かくいられるかも。ワークビザも切れたので毎日町をぶらついて過ごす。そこで、ＹＷＣＡでボランティアをやりだしたのが、運のつき。イミグレーションから電話があり、違法労働やから帰れと言われた。お金をもらってなくても労働やて。知らんかったんや～。皆さん気を付けましょう。	DATA ＊ウエストエドモントンモール＊カナダで一番大きい、室内ショッピングモール。スケートリンクやプール、遊園地まで入っている。ダラーシアターと呼ばれる映画館ではロードショーが2週間も経つとたったの一ドルで映画が楽しめる。＊オールドタウン＊古い町並みが残るこの通りにはアンティークショップや古着屋が並び、ウインドウショッピングも楽しい。クリスマスショップやエスニックショップなど、お気に入りが見つかるかも。＊キャンディケーンレーン＊クリスマスになると、一際目立つイルミネーションを飾る通り。いつの頃からか他の通りよりも派手な飾り付けをする事が口コミで広がり、今では電気代もかえりみず、毎年エスカレートしている。町の人々が渋滞してまで見に来るため、後に引けなくなっていて実は困ってるらしい。