アメリカ横断日記

DAY14 Transfer to NEW OLREANS (LOUISIANA)

さらに10号線で東へ。 大都市ヒューストンを抜けると、おお!かの有名なニューオリンズや。 昼間に着いたので"SWAMP TOUR"なるものに行く。 これはボートでミシシッピの湿地帯へ行き野生の(?!)ワニを見ようと言うもの。 迷彩服に身を包むいかにもワイルドなガイドのおじさんと、バケツの鳥肉に誰もが期待でドキドキしていた。 おじさんはこの地域のワニ物語を述べながらワニの出現を待っているが、なかなかディズニーランドの様には出てきてくれへん。 「鳥肉でも使っておびき寄せられへんのかいな…」と思っていると、どこからともなくマシュマロを取り出したおじさんは猫なで声で呼びはじめた。 「Kitty Kitty, Come on Girl.」 「え?マシュマロ?キティちゃん…??」 私たちの目の前に現れたのは体長1メーターほどのカワイイ(?!)ワニちゃんだった… おっさん、おっさん、あんなたいそうな事言うて赤ちゃんワニしかおらんやんかぁ。 それもマシュマロを食べるなんて、Oh No!! おっさんは「イヤー、いつもはこんなでかいのが居るんだけど。」とでっかいワニの頭の剥製を回してツアーは終わった。 うーん、鳥肉はバケツに残ってるし何か騙されたみたい。 ま、いっか。
ジャズの本場は夜が面白いと言う事で、ミシシッピ川に浮かぶトムソーヤーに出てきそうな蒸気船を眺めたりして暗くなるのを待った。 やがて賑やかになったバーボンストリートでは誰もがビールやカクテルを片手に通りをウロウロしている。 私が気に入った地元のオリジナルカクテル“ハリケーン”は、甘くてとってもおいしい! 夕食は名物のケイジャン料理とワニ料理に挑戦。 どれもすごくスパイシーで、お子ちゃまの私にはちと辛かったし、ワニ肉は硬くてゴムみたい。 バーボンストリートはほんの数10メートル程の狭いエリアで、立ち並ぶレストランやバーからはジャズの生バンドが聞け、毎日観光客で一杯になるらしい。 ふと見ると、ある店の前で黒山の人だかりを発見したので何かと思えばカラオケ大会やった。 脳天機なアメリカ人はパフォーマンス一杯にヘタクソでも平気や。 ジェリーはアメリカのロックが好きで、VANでいつも口ずさんでるから歌えーってはやしたけど、オランダ人には恥ずかし過ぎる様だ。 だってステージでインタビューなんてされちゃうんやもん。 今日もホテルで宿泊。 久しぶりのベッドはやっぱり寝やすい。 あ〜よく寝た。


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