登場人物紹介
 
 
・ぽちょむ君
本編主人公(主厄?)。そのいんちきっぽい打ち回しで、数々の雀士を蹴散らした実績を持つベテラン雀士。実はセルフィアに、密かに恋文を抱いている悲哀なる勇者。が、実際には素直になれず、「愛情の裏返し」と称して彼女を苛め抜く彼を、周囲はセルフィアキラーと呼称する。
必殺技は「必殺・食いタンのみ」。
 
・セルフィア
最強の打ち手にして最弱の運勢の元に生まれた、体力の代名詞。その読みとヒキの強さは天下一品だが、妥協という2文字が彼女の勝負強さをガリガリと削っている。最強の称号を欲しいままにしているのに拘わらず、しょっちゅうぽちょむ君(たまにマスターも便乗する)から苛められる。その苛めの辛さからか、自分のことをうら若き乙女と思い込む空想虚言者となってしまう。血が苦手。
座右の銘は「人生適当」。
 
・ブッシュ
「人生は酒である」と豪語する、凄腕の雀士。その技術を目の当たりにして舌を巻かない雀士はいないとされる。しかし、そんな力を持っている彼も、ぽちょむ君とセルフィアの前に出るといまいち存在感がかすれてしまう。にも拘わらず、やることはやり、容赦なくあがりまくる実力派である。
口癖は「漢は黙って平和」。
 
・マスター
「ドラ星人」教祖。その割にはドラ7以上を達成したことが未だない。打ち手としての実力はいまいちで、代わりといっては何だが、ロンミスからカラテン、フリテンと、挙句の果てには役がないのにあがってしまうという、厄だけはしっかり持っているチョンボマスター。
以前、目の前で親チョンボをかましてくれたセルフィアを「自分の親チョコボ」と慕っている。
人生の目標は「リーチドラ35トリプルの奇跡(=無謀)」。
 
・ディリータ
ぽちょむ君の親友。しかし、ぽちょむ君(とセルフィア)の強烈なインパクトにより、読者からはほとんど見ることができないほど影が薄れたレギュラー登場人物。たまに九州弁を吐くのはぽちょむ君にとっても謎であるらしい。通称「脇厄」。
 
・アルガス
どこからともなく現れて、どこか遠くへ去っていく剣士。「ぽちょむ君」という名の人物を追いかけているはずなのに、なぜかその対象はセルフィアである。
 
・ガフガリオン
著者に存在を忘れられた、かわいそうなキャラ。
 
・オヴェリア
イヴァリースの王女。めずらしくまともなキャラで、著者も扱いに困っているという。
 
・アグリアス
オヴェリアを護衛する女騎士。誠実な女性だが、なぜかぽちょむ君にひどく心を奪われ、舞い上がっているある意味かわいそうな人。
ヴォルマルフにオヴェリアを奪われたショックで、自然現象(著者の私情ともいう)により消滅した。
 
・ヴォルマルフ
セルフィアをオヴェリアと間違えた、愚かな男。彼女のヒロイン演技にだまされるのは、ぽちょむ君と彼くらいのものか。
 
・ドラクロワ
彼は突然現れ、そして滅んでいった。
 
・ザルモゥ
名前しか出てこない(もとい、出さない)、哀れな坊主。
 
・アルマ
ぽちょむ君の妹。備考:特になし。
 
・ダイスダーグ
ぽちょむ君の長兄。苦手なもの:麻雀。
 
……その他のキャラクターについては現在保留。