アメリカ移住4週間を記念して、勝手に自分に御褒美の演奏会に行ってきました。 地元、ワシントンD.C.を拠点とするNational Symphony Orchestraの演奏会です。プログラムは、 Leonard Slatkin, conductor Lynn Harrell, cello - LEE III - Beyond Rivers of Vision (World Premiere)
- DVORAK - Cello Concerto in B minor, Op. 104
- RAVEL - Daphnis et Chloe [complete ballet]
というマニアックなプログラム。 最初の曲は、現代音楽。まあ、現代音楽っぽい。3曲で、約15分。終曲は良かったかな。 中プロは、トヴォルザークのチェロコンチェルト。私はこの曲を知らなかったので、ちょっとCDで勉強して行ったが、生で聴くといい曲だな。ただ、やっぱりドヴォルザーク節、って感じだけど。何回聴いてもドヴォルザーク、って感じ。 休憩時間は、メンバー会員にコーヒーのサービスがある。私はメンバーなので、コーヒーとかレモネードとか飲んだよ。タダ。 最初は、自分の20ドルの席で聴いていたのだが、マニアックなプログラムなだけに私のいた二階席天井桟敷は空席が多く、やっぱりダフクロはいい席で聴かにゃ、と思い、休憩時間後は勝手に移動。45ドルの2階席中央へ。舞台全部が見渡せてイイ感じ。そして、念願のダフクロ全曲! 合唱も入ってとても良い。何ヶ所か事故はあったようだが、第3部の始まり、世間では第二組曲の冒頭として知られている「夜明け」は非常に美しく、感動した。「パントマイム」を経て、「全員の踊り」は非常に迫力があり、とてもいい演奏であった。このダフクロのよさが、この観客のどれくらいの人がわかっているのかな、と思いつつ、帰路へつく。充実した演奏会でしたよ。 |