今回の遠征は、二回目となるMET。 演目は、 Verdi: Aida Cast The Production Team | |||||||||||||||||||||||
大野和士さんのMETデビューだということで、気合を入れて見に行った。Mayumiさん御家族とも会えたので、それなりに満足。席は、Box席だったけど、2列目で、前の列のオバチャンがズルズル後ろに下がってくるもんで、狭いことこの上ない。 ラダメス役のテノールは、本日は代役のStephen O'Maraで、METデビューだそうです。Marco Bertiさんは病気でこのシリーズは出てないみたい。劇場も大変だな。冒頭の、「清きアイーダ」、ブラボーもらってたけど、安全運転な印象。まあ、最初だし仕方ないね。その後のアイーダとアムネリスとラダメスの3重唱、ここが全曲の中で一番好きなんだが、ラダメスちょっと弱いか。アイーダは好演。でも、ルックスはちょっと萎える。 二幕、これが私にとってのメインなんだが、二場冒頭の合唱、あんなに人数いるのに弱いなぁ。マイスタージンガーのときには合唱の弱さはそんなに感じなかったけど。冒頭でドカンと行って、客をつかんで欲しかったな。後になって人数が増えてからは、それなりの迫力。バレエ団は二重丸。 第三幕と第四幕は休憩なしで演奏。まあまあ無難かと。 総評としては、150ドルも出して聴いたわけだが、まあそれなりかな。日本だったら破格の安さだし。でも、天井桟敷で聴いた方が良かったかも知れない演奏だった。 | |||||||||||||||||||||||